(烏有亭なんぞ、取るに足らんわい…)
いらっしゃいませ!
「志村屋」の料理を食べてってくれ!
>メニューを見せて。
うちは本格的な地元料理を提供している、きっと満足するぞ。
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>「志村屋」について…
うちの料理はどうだった?
本格的だろ?
ワシは、昔はただの無一文の貧乏武士だった。
「志村屋」は、木の板一枚、障子一枚を使って、一から作り上げた店なんだ。
食材、タレ、火加減、全て俺が管理している。
料理は絶品、「鳥有亭」でも相手にならない。
>昔は武士だったの?
ん?ああ…
もう何十年も経ってるんだ、言うことは何もない。
あの頃のワシは、忠誠心を示すことが出来れば死んでもいいだの、勲功を立てて旗本になろうだの、そういうことを毎日のように考えていた。
考えていくうちに、髪の毛も白くなり、両親も死んでいった…
その時、ワシは一人だということに気付いた。
そして、自分が何者なのかもわからなくなってしまった…
でも幸い、ワシにはまだこの店がある。
何十年も続けてきた店だ。
何十年も経ってはじめて気付いたんだが、ワシは武将なんかよりも、ちっちゃい店の店主の方が向いている。
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>「烏有亭」がどうしたの?
ふん「烏有亭」は少し歴史が長く、人手が多く、店内がキレイなだけだ…
店主の身分が特殊だから、優遇されてるだけなんだ…
この前通りかかった時、なぜか招かれたんだ。
そんなの、ワシを試しているに違いない。
ワシの店はただ…
始まったばかりなんだ!
もう少し時間をくれれば、あいつらよりもいい店になるに違いない!
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>さようなら。
おう、食べたくなったらまた来いよ!
本格的だろ?
ワシは、昔はただの無一文の貧乏武士だった。
「志村屋」は、木の板一枚、障子一枚を使って、一から作り上げた店なんだ。
食材、タレ、火加減、全て俺が管理している。
料理は絶品、「鳥有亭」でも相手にならない。
あの頃のワシは、忠誠心を示すことが出来れば死んでもいいだの、勲功を立てて旗本になろうだの、そういうことを毎日のように考えていた。
考えていくうちに、髪の毛も白くなり、両親も死んでいった…
そして、自分が何者なのかもわからなくなってしまった…
でも幸い、ワシにはまだこの店がある。
何十年も続けてきた店だ。
何十年も経ってはじめて気付いたんだが、ワシは武将なんかよりも、ちっちゃい店の店主の方が向いている。
ふん「烏有亭」は少し歴史が長く、人手が多く、店内がキレイなだけだ…
この前通りかかった時、なぜか招かれたんだ。
そんなの、ワシを試しているに違いない。
ワシの店はただ…
もう少し時間をくれれば、あいつらよりもいい店になるに違いない!
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■2.6 光華容彩祭
(怪しいやつ…)
この前、眉目秀麗な少年がここで食事をしていったんだ。
あの服装からして、おそらく璃月人だろう。
たが、光華容彩祭に参加するため来たのか聞くと、突然目が泳ぎ始めて、呂律も回らなくなってな…
妙な人だったよ。
だが、あの格好からして、怪しい人物ではないだろうな…
あの服装からして、おそらく璃月人だろう。
たが、光華容彩祭に参加するため来たのか聞くと、突然目が泳ぎ始めて、呂律も回らなくなってな…
だが、あの格好からして、怪しい人物ではないだろうな…