天目十五(「天目鍛冶屋」店主)

稲妻 会話 修正(画像/書体/吹出)

(「天目流」の極意、それは水滴が石が穿つ忍耐と全身全霊に尽くす意志にこそある…)

こんにちは。
鍛冶依頼に関しては、弟子の創に任せてる。
具体的な要望は彼に言ってくれ。
 
>「天目鍛治屋」について…
「天目鍛治屋」は「天目」流が武器を鍛造、精錬、販売する場所じゃ。
……
他に何か用か?
 
>「天目流」について
 
稲妻の刀工の間には、雷電五箇伝という説がある。
遥か昔、ある浪人が、独特な秘法が秘められた五つの鍛造技術を、それぞれ五人の弟子に教えたんじゃ。
「天目流」はその内の一つ。
 
❶稲妻の刀について
 
お前も稲妻の刀を知っているのか?
どうやら、刀の達人のようじゃな。
稲妻の鍛治屋は、たたら砂で産出される特殊な材料である「玉鋼」を使い、武器を鍛え、刀をより強く、より鋭くした。
そうして、稲妻の武器の品質は世間に名を轟かせたんだ。
俺たち「天目流」も自然と「玉鋼」の鍛造秘技を受け継いだ。
人の恒心によって、鋼の強靭さを引き出すことが重要だ。
 
⁂璃月の刀と違いがあるね。
 
うむ。
鍛造の方法も、材料も違う。
じゃから、鍛造された武器もそれぞれ異なる。
璃月の神様、岩王帝君本人も武器を鍛造する凄腕だと聞いておる。
璃月の刀に興味があったんじゃ。
じゃから、南十字船隊の者に璃月の武器を持って帰れと頼んだ。
それを研究したが、勉強になった。
でも今はもうその鍛造技術に詳しい。
お前は璃月と繋がりがあるようだ、この武器をお前にやろう。
 
❷鍛造の秘技について

特殊な鍛造技術を身に着けたいのなら、ここに来るべきではない。
「天目流」は他の流派と異なり、特殊な鍛造法はなく、忍耐力と意志の強さだけを頼りにしている。
「天目鍛治屋」の前を通る人は、俺たちの鍛造技術を目にすることが出来る。
だが、「天目流」を継承出来るような根性を持つ者は、ほとんどいない。
決して諦めない粘り強さがないと、優れた刀は作れない。
天目の名を引き継ぐことも出来ない。
 
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>さようなら。
 
おう、気を付けな。