鎧を脱ぐとき

2.5 修正(画像/書体/吹出)

「すみません、ガイア隊長を見た方はいませんか?」
「ガイアさんを探すなら、酒場に行かないと。
ふふっあんた新入りだろ?ま、頑張れよ。」
 
ルカと会話し、酒場に入る…
 
カウンターに行って、営業の準備をする…

見慣れた客人たちが酒場へやってきた…
 
ガイアとロサリアに話しかける…

ほう
お前がバーテンダーとは珍しい。
それじゃあ、午後の
 
さっそく人を困らせるなんて、さすがね。
 
ははっ、こいつがどう対応するか見てみたかっただけさ。
それより、ロサリアも飲みに来ていたとは。
旅人、酒場には厄介な客が多い。
今のうちに経験を積んでおいて損はないと思うぜ。
 
ヘえ、ガイアは相変わらずよく口が回るよな。
 
おっと、勘違いしないでくれよ。
俺はお前のためを思って言ってるんだ。
むしろ、感謝してくれてもいいんだぜ?
たとえば簡単なものを一杯
ムーンリットアレイを作ってくれるとかな。
ああ、もちろん、ラージサイズで頼む。
 
私は、お茶の香りを味わえるものならなんでもいいわ。
サイズは普通でお願い。
 
>分かった、少し待ってて。
 
ゆっくりでいい。
美味いものが出来上がるのを待つ時間も、興奮させてくれるもんだからな。
 
ガイアに指定ドリンクを作る…

シンプルに、ムーンリットアレイのラージを一杯頼むぜ。
 
ロサリアに指定ドリンクを作る…

お茶の香りを味わえるドリンクをお願い。
サイズは普通で。
 
ドリンクをガイアとロサリアに渡す…
 
あっ
 
どうした、ロサリアの口に合わなかったか?
 
>作り直すこともできるけど
 
大丈夫、君の腕に問題はないわ。
ただ、これを飲んでちょっとしたことを思い出しただけよ。
お茶を口にする機会ってあまりないから。
 
ガイア)
教会に関することか?
 
ええ。
前に教会で行事があってね
私は参加しなかったんだけど、バーバラが私の分のお茶とお菓子を残しておいてくれたのよ
だけど、お菓子は長いこと置いておくと味が落ちてしまうでしょ。
だからいつの間にか片付けられてしまって、残されたお茶だけをいただいたの。
そのとき飲んだお茶と同じ味だと思って。
 
ロサリアがこんな表情をするなんて
珍しいな。
 
どうやらモンドに、紅茶愛好家が一人増えたみたいだな。
 
あら、それならお酒のほうがいいわ。
 
>ガイアはどう?
満足した?
 
俺が良くないところを指摘したら、お前は作り直してくれるのか?
ハハハツ、冗談だ。
俺がお前に嫌われるようなことをするはずがないだろう?
 
ったく、ガイアはいっつも話が脱線するよな!
よくこんなやつとお酒が飲めるな、ロサリアは
そう?
 
私は彼のこういうところを気にしたことないけど。
それに飲む時は、いつもお酒の話ばかりだし。
それに彼は興味を持った人や物
そう、たとえば君やここのオーナーみたいな人にしか、ちょっかいを出さないもの。
 
おいおい、俺たち酒を飲む仲間だろう?
そうあっさりと裏切らないでくれよ?
 
あら、これが裏切り?
別に君は気にしていないでしょ。
時折思うの、私の周りには「堅い人」が多すぎるってね。
みんながのんびりと過ごしている酒場のほうが、私には合っているわ。
 
ん?
なんだ、今度は堅いヤツへの愚痴か?
そういうことなら、俺の知ってる誰かさんが「モンドの堅物ランキング」トップスリーに入ると思うぜ。
どれくらい堅物かと言うと
そうだな、面と向かってそれを指摘しても眉一つ動かさないくらいだ。
 
そんなランキングあるのかよ!
 
ああ。
それに
連続飲酒日数ランキング、最長労働時間ランキング、暗黒料理人ランキング、禁忌とされる知識量ランキングとかもあるぜ
 
モンド人、ヒマすぎだろ!
 
そんなにヒマを持て余してる人なんて、そういるのかしら?
 
>いや
>誰のことか大体分かる 
なあ!
だったら、オイラとこいつが一緒に入りそうなランキングはないか?
 
ああ、あるぞ。「ベストバーテンダー」とかな。
 
ほ、ほんとか!
やった!
オイラたちの名前もこれで残せるぞ!
 

ふふっ、こういう雰囲気も悪くないわね。
 
そうだな。
こいつらを見ているだけで飽きない。
こんな風に、人に伝染する雰囲気を持っているというのは、酒場のバーテンダーにとって大事なことだ。
どうやら「ベストバーテンダー」の称号をこいつらにやったのも、間違いじゃないみたいだな。
 
ん?
どうしたんだ?
 
いや、なんでもない。
今日は美味かったぜ。
 
それじゃ、私もそろそろ失礼するわ。
ああ、そうだ。
紅茶、美味しかったわ。
あとで自分でも滝れてみようかしら
もし朝起きれたらだけど。
 
それじゃあな。

>また今度。