「さっき、ディルックの旦那が慌てて酒場に入っていくのを見たぞ。」
「ヘえ?今日は旦那が酒を作ってるのか?
それは行かなきゃなほら、手を貸してくれ。」
 
ルカと会話し、酒場に入る…
 
カウンターに行って、営業の準備をする…
 
ディルックと会話する…
 
あっ、ディルックの旦那!
珍しいな!
今日はヒマなのか?
 
ヒマとはどういう意味だ。
君たちがバーテンダーをしていると聞き、様子を見に来ただけだ。
 
おおっ、さすが耳が早いな!
 
で、バーテンダーの体験はどうだ?
 
>まだ始めたばかりだから
 
そうだな。
聞くのが早すぎるぞ。
オイラたち、まだ始めたばかりなんだ。
 
いや、今の気持ちを聞きたいだけだ。
楽しめそうか?
それとも不安に感じているだろうか?
思っていることをそのまま口にしてくれればいい。
 
>とても新鮮な感じ
>忙しくて手が回らない
 
なるほど。
 
おい、オイラには聞かないのか?
オイラの感想は
美味しいだ!
 
……
ならいい、よかった。
グレーバレーサンセットを作ってくれないか?
サイズは任せる。
 
>分かった、少し待ってて。
ああ、急がなくて大丈夫だ。
 
ディルックに指定ドリンクを作る…

グレーバレーサンセットを作ってくれるか?
サイズは君に任せるよ。

ドリンクをディルックに渡す…
 
悪くない味だ。
 
材料がいいからな!
新鮮な果物を使ってるから、なにも加えなくても甘いんだ。
 
なるほど、モンドの大地に感謝するとしよう。
グレーバレーサンセット、これは僕が初めて作ったドリンクなんだ。
僕がまだ子供だった頃、父さんが材料をいくつか並べて、試しに何か作ってみろと言った。
どんな物を作ればいいのか、どうやって作ればいいのか、父さんは何も教えてくれなかった。
多分、僕の実力を試してみたかったんだろう。
最終的に僕が作ったのが、このジュースだった。
 
え?
こ、これを
 
父さんも驚いていた。
ただ当時の僕は、ジュースは甘いものだとばかり考えていたんだ。
だから、他のことは頭から抜けていてね。
今思えば、あれほど稚描で短絡的な考えもないだろう…
 
>私はそう思わない。
 
……

>きっといいドリンクだと思ってくれたはず。
 
僕は、そんな風に考えたことがなかった
何しろあの時、父さんは何も言ってくれなかったから。
だが、ありがとう。
それから、君に渡したいものがある。
ただ、君がバーテンダーとして、もっと経験を積んだ後に渡すとしよう。
君の実力なら、きっといい仕事ができるはずだ。
 
オイラも
応援するぞ!
 
ああ、君たちの成果に期待してる。
僕はこれで失礼しよう。
 
時間があったらまた来てくれよな!