◆茶博士劉蘇(講談師)
茶博士劉蘇は前回、物語をどこまで話したか忘れてしまい、困っているようだ…
…劉蘇と会話する…
茶博士劉蘇
しまった、どこまで話したかね…
>何の話?
茶博士劉蘇
どうも、講談を聞きにきたのかね?
それとも…
私?
私は小遣いを稼ぐため、ここで講談をしているんだ。
ただ講談の数が多く、内容もそれぞれ違うから、時に間違えたりもするんだ…
数日前、南十字船隊の物語『海山履雲記』が聞きたいお客たちと、古華派の物語『裁雨の声』が聞きたいお客たちがいたんだが。
こちらも商売だから仕方なく、それぞれ一部を話したんだが。
お客がハマってどうしても続きを聞きたいと言ってきたんだ…
この二つの話は数年前に話したものだからよく覚えてなくてね、これから本を読みながら思い出す予定だ。
しかし、前回どこまで話したか忘れてしまったんだ…
外にいる方々にさりげなく聞いてもらえなかね?
①分かった。
茶博士劉蘇
迷惑をかけてすまないね。
私が聞きに行ったら、自分の看板に泥を塗ることになるから…
-------------------------
②いっそ、初めから…
茶博士劉蘇
私もそうしたいよ、二倍のお金がもらえるんだから…
でもそうすると範二殿に追い出される…
頼む、代わりに聞いてきてほしいんだ。
答えが分かったら教えてくれ。
様子を見て講談を始めるよ…
-------------------------
茶博士劉蘇
少し考えてみたが、あの三人に聞いた方がいい。
一人は茂才公、この方は一度も欠かさず聞いてくれた。
もうー人は範二殿、ここのオーナーだ。
最後の一人は江舟さん、前回はすぐに帰ったが、前半は聞いてくれたはずだ…
-------------------------
茶博士劉蘇
はあ、今度は鬼神や妖狐の話にするか。
歴史の話ばかりだとやりづらいし、間違えたらまた突っ込まれる…
-------------------------
…観客に劉蘇の講談内容を聞く…
範二
この劉さんはもう…
>劉蘇の講談を聞いたことある?
範二
劉蘇?
彼の講談は面白いぞ…
この前は彼の『海山履雲記』を聞いたよ。
海の上で風が吹き波が立つ。
落雷が落ちても南十字船隊は前に進み続けた。
先頭の船首に、剣を構えてる船長がいて、それが南十字船隊の船長だ。
前方の大波は凄まじく、山のように巨大な黒影が海底に現れた…
その後彼は話をやめたんだ。
次回お楽しみにと言っておきながら、次いつ話すか全く分からない…
『海山履雲記』

劉蘇が話した『海山履雲記』の一部、南十字船隊の物語が記されている…
>劉蘇の講談を聞いたことある?
江舟
劉蘇…講談?
あ、思い出した。
この間通りすがった時、確かに一部の内容を聞いたよ。
でもよく覚えてはないね。
…確かタイトルは『裁雨の声』だった。
内容は、なんかいろいろあって古華派がまずいことになった。
その時になんか凄そうな人が現れてきたらしい。
私が聞いた時は既に前の話が終わったから、その後は確か…
もともと主人公が勝てそうだったけど、誰かに不意打ちされたから一気に形勢逆転。
その後私は仕事に呼び出されたの。
ああ、話の続きが知りたいな…
『裁雨の音・中』

劉蘇が話した『裁雨の音・中』の一部、古華派の物語が記されている…
…劉蘇に報告する…
茶博士劉蘇
戻ってきたのか、ご苦労さん。
講談は話せば話すほど内容を忘れてしまう。
仕方のないことだ…
その、答えは分かったかね?
■『海山履雲記』
茶博士劉蘇
…海の上で風が吹き波が立つ。
雲が天を覆い隠す。
たとえ南十字船隊の隊員が皆強者で、船も最高レベルだろうとどうしようもない。
この荒れ狂う天気の中、大きい船でも波に任せて流されるしかない。
ましてや小さな船などすぐ転覆してしまい沈没する。
海面をよく見ると巨大な波に巨獣が隠れている。
目が炎のように燃えている。
臆病な船員は見ることもできず、岩王帝君に祈ることしかできなかった。
しかしその時、船の先頭に剣を構えた者がいた。
その英雄は、波と巨獣を前にして、
「ハハハッ、やっと見つけたぞ!」と笑いながら言ったのだ。
あの英雄は一体何者だ?
巨獣の正体は?
彼らの間に一体何があった?
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
茶博士劉蘇
…その若い剣客もなかなかの腕前。
勢いがなくても、わずか2歩下がっただけで剣の柄を使い暗器を受け止めたのだ。
剣客が息を調整しようとした時、剣を落とされたはずの敵が立ち上がり、腰からもう一本の軟剣を手にしたのだ。
後ろへ下がる若い剣客を見て、敵は凶悪な笑みを浮かべ、問答無用で攻撃を仕掛けた。
虚を突かれた剣客はどう対応すれば分からなかった。
激戦の中、疲労した若い剣客は後退するだけで精一杯。
カキーン、その剣は敵に弾かれた。
そして気が付くと敵のパンチは既に彼の胸に当たっていた。
若い剣客はまた後ろへ後ずさりをした。
剣も落としてしまった。
敵は喜びを抑えられず、剣を構えて止めを刺そうとした。
◆茂才公(【?】)
◆範二(【?】)
◆江舟(【?】)
茶博士劉蘇は前回、物語をどこまで話したか忘れてしまい、困っているようだ…
…劉蘇と会話する…
茶博士劉蘇
しまった、どこまで話したかね…
>何の話?
茶博士劉蘇
どうも、講談を聞きにきたのかね?
それとも…
私?
私は小遣いを稼ぐため、ここで講談をしているんだ。
ただ講談の数が多く、内容もそれぞれ違うから、時に間違えたりもするんだ…
数日前、南十字船隊の物語『海山履雲記』が聞きたいお客たちと、古華派の物語『裁雨の声』が聞きたいお客たちがいたんだが。
こちらも商売だから仕方なく、それぞれ一部を話したんだが。
お客がハマってどうしても続きを聞きたいと言ってきたんだ…
この二つの話は数年前に話したものだからよく覚えてなくてね、これから本を読みながら思い出す予定だ。
しかし、前回どこまで話したか忘れてしまったんだ…
外にいる方々にさりげなく聞いてもらえなかね?
①分かった。
茶博士劉蘇
迷惑をかけてすまないね。
私が聞きに行ったら、自分の看板に泥を塗ることになるから…
-------------------------
②いっそ、初めから…
茶博士劉蘇
私もそうしたいよ、二倍のお金がもらえるんだから…
でもそうすると範二殿に追い出される…
頼む、代わりに聞いてきてほしいんだ。
答えが分かったら教えてくれ。
様子を見て講談を始めるよ…
-------------------------
茶博士劉蘇
少し考えてみたが、あの三人に聞いた方がいい。
一人は茂才公、この方は一度も欠かさず聞いてくれた。
もうー人は範二殿、ここのオーナーだ。
最後の一人は江舟さん、前回はすぐに帰ったが、前半は聞いてくれたはずだ…
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茶博士劉蘇
はあ、今度は鬼神や妖狐の話にするか。
歴史の話ばかりだとやりづらいし、間違えたらまた突っ込まれる…
-------------------------
…観客に劉蘇の講談内容を聞く…
茂才公
まったく腹が立つよ!
>劉蘇の講談を聞いたことある?
茂才公
もちろんだ。
ただあの劉蘇の話をすると腹が立つ。
前回は和裕茶館で彼の『裁雨の声』を聞いたよ。
まったく腹が立つよ!
>劉蘇の講談を聞いたことある?
茂才公
もちろんだ。
ただあの劉蘇の話をすると腹が立つ。
前回は和裕茶館で彼の『裁雨の声』を聞いたよ。
古華派が衰えて、挑戦者が後を絶たないというのに古華派の弟子がどんどん出ていった。
残りの弟子たちも実力が足りず、何も守れなかった。
そのまま古華派の看板が壊されてしまった。
古華派の当主が諦めて流派を解散し、引退しようとした時、若い人が現れた。
その剣術はまさに天下無双…
その後彼は話をやめたんだ。
次回お楽しみにと言っておきながら、次いつ話すか全く分からない…
今度彼に会ったら、必ず話してもらう!
『裁雨の音・上』

劉蘇が話した『裁雨の音・上』の一部、古華派の物語が記されている…
残りの弟子たちも実力が足りず、何も守れなかった。
そのまま古華派の看板が壊されてしまった。
古華派の当主が諦めて流派を解散し、引退しようとした時、若い人が現れた。
その剣術はまさに天下無双…
その後彼は話をやめたんだ。
次回お楽しみにと言っておきながら、次いつ話すか全く分からない…
今度彼に会ったら、必ず話してもらう!
『裁雨の音・上』
劉蘇が話した『裁雨の音・上』の一部、古華派の物語が記されている…
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茂才公
物語の続き、いつになったら聞けるだろうか。
-------------------------
…観客に劉蘇の講談内容を聞く…
範二
この劉さんはもう…
>劉蘇の講談を聞いたことある?
範二
劉蘇?
彼の講談は面白いぞ…
この前は彼の『海山履雲記』を聞いたよ。
海の上で風が吹き波が立つ。
落雷が落ちても南十字船隊は前に進み続けた。
先頭の船首に、剣を構えてる船長がいて、それが南十字船隊の船長だ。
前方の大波は凄まじく、山のように巨大な黒影が海底に現れた…
その後彼は話をやめたんだ。
次回お楽しみにと言っておきながら、次いつ話すか全く分からない…
『海山履雲記』
劉蘇が話した『海山履雲記』の一部、南十字船隊の物語が記されている…
-------------------------
範二
この劉蘇、いつになったら次の話をする気か。
この劉蘇、いつになったら次の話をする気か。
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…観客に劉蘇の講談内容を聞く…
江舟
ああ、いつになったら落ち着くのか…
ああ、いつになったら落ち着くのか…
>劉蘇の講談を聞いたことある?
江舟
劉蘇…講談?
あ、思い出した。
この間通りすがった時、確かに一部の内容を聞いたよ。
でもよく覚えてはないね。
…確かタイトルは『裁雨の声』だった。
内容は、なんかいろいろあって古華派がまずいことになった。
その時になんか凄そうな人が現れてきたらしい。
私が聞いた時は既に前の話が終わったから、その後は確か…
もともと主人公が勝てそうだったけど、誰かに不意打ちされたから一気に形勢逆転。
その後私は仕事に呼び出されたの。
ああ、話の続きが知りたいな…
『裁雨の音・中』
劉蘇が話した『裁雨の音・中』の一部、古華派の物語が記されている…
-------------------------
江舟
いつになったら次の内容を聞けるか。
-------------------------
…劉蘇に報告する…
茶博士劉蘇
戻ってきたのか、ご苦労さん。
講談は話せば話すほど内容を忘れてしまう。
仕方のないことだ…
その、答えは分かったかね?
■『裁雨の音・上』
茶博士劉蘇
…その若い古華派剣客の剣術は疾如風、巧如雨、一瞬で敵に攻撃をした。
敵が手の痛みを感じたと同時に持ってた剣も落とされた。
敵は負けこそしたが、このままでは気が済まない。
若い剣客が絶世七剣を使ったばかりで、まだ気力を回復している中。
その隙間を狙って、敵が暗器を使ったのだ!
なぜこの敵はそこまでするのか、その若い剣客はどうなるのか、そして古華派はどうなるのか…
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
…その若い古華派剣客の剣術は疾如風、巧如雨、一瞬で敵に攻撃をした。
敵が手の痛みを感じたと同時に持ってた剣も落とされた。
敵は負けこそしたが、このままでは気が済まない。
若い剣客が絶世七剣を使ったばかりで、まだ気力を回復している中。
その隙間を狙って、敵が暗器を使ったのだ!
なぜこの敵はそこまでするのか、その若い剣客はどうなるのか、そして古華派はどうなるのか…
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
-------------------------
茶博士劉蘇
…海の上で風が吹き波が立つ。
雲が天を覆い隠す。
たとえ南十字船隊の隊員が皆強者で、船も最高レベルだろうとどうしようもない。
この荒れ狂う天気の中、大きい船でも波に任せて流されるしかない。
ましてや小さな船などすぐ転覆してしまい沈没する。
海面をよく見ると巨大な波に巨獣が隠れている。
目が炎のように燃えている。
臆病な船員は見ることもできず、岩王帝君に祈ることしかできなかった。
しかしその時、船の先頭に剣を構えた者がいた。
その英雄は、波と巨獣を前にして、
「ハハハッ、やっと見つけたぞ!」と笑いながら言ったのだ。
あの英雄は一体何者だ?
巨獣の正体は?
彼らの間に一体何があった?
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
-------------------------
■『裁雨の音・中』
茶博士劉蘇
…その若い剣客もなかなかの腕前。
勢いがなくても、わずか2歩下がっただけで剣の柄を使い暗器を受け止めたのだ。
剣客が息を調整しようとした時、剣を落とされたはずの敵が立ち上がり、腰からもう一本の軟剣を手にしたのだ。
後ろへ下がる若い剣客を見て、敵は凶悪な笑みを浮かべ、問答無用で攻撃を仕掛けた。
虚を突かれた剣客はどう対応すれば分からなかった。
激戦の中、疲労した若い剣客は後退するだけで精一杯。
カキーン、その剣は敵に弾かれた。
そして気が付くと敵のパンチは既に彼の胸に当たっていた。
若い剣客はまた後ろへ後ずさりをした。
剣も落としてしまった。
敵は喜びを抑えられず、剣を構えて止めを刺そうとした。
しかしその時、若い剣客は顔を上げて笑いながらこう言った。
「よかろう、お前は、ここで敗北する。」
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
-------------------------
茂才公
もう終わり?
これじゃ満足できないよ…
範二
あの劉蘇、また次回次回って…
江舟
なかなかいいね、もうちょっと内容を増やせば…
-------------------------
…劉蘇と会話する…
茶博士劉蘇
まだここにいるんだね。ハハハッ、私の講談…
どう思うかい?
①ほかには?
茶博士劉蘇
ほら、『裁雨の声』と『海山履雲記』、どちらも名作だよ。
二言三言では終わらない。
続きを聞きたいなら、時間を見てまた来ればいい。
-------------------------
②次回お楽しみにしか覚えてない…
茶博士劉蘇
ハハッ、続きが聞きたいなら、何回も来ておくれ。
-------------------------
茶博士劉蘇
今回の講談は君のおかげでうまくいった。
これはお礼だ。
これからもよろしく頼むよ。
講談は面白いぞ…
《任務完了》
「よかろう、お前は、ここで敗北する。」
皆さん、この後の続きは…
また次回、お楽しみに!
-------------------------
茂才公
もう終わり?
これじゃ満足できないよ…
範二
あの劉蘇、また次回次回って…
江舟
なかなかいいね、もうちょっと内容を増やせば…
-------------------------
…劉蘇と会話する…
茶博士劉蘇
まだここにいるんだね。ハハハッ、私の講談…
どう思うかい?
①ほかには?
茶博士劉蘇
ほら、『裁雨の声』と『海山履雲記』、どちらも名作だよ。
二言三言では終わらない。
続きを聞きたいなら、時間を見てまた来ればいい。
-------------------------
②次回お楽しみにしか覚えてない…
茶博士劉蘇
ハハッ、続きが聞きたいなら、何回も来ておくれ。
-------------------------
茶博士劉蘇
今回の講談は君のおかげでうまくいった。
これはお礼だ。
これからもよろしく頼むよ。
講談は面白いぞ…
《任務完了》