◆花散里

紺田怪談


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祭神奏上

うう、また鍵かよ。
でもこんな言葉があるみたいだ――
「鍵があれば、錠前がある。」
鍵がかかった物って、お宝だと思うぞ!
蛍、鍵を持って行こう!

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錆びた鍵

紺田村の井戸の底で見つけた古びた建。
「鍵があれば、錠前がある」という言葉がある。
果たしてこの鍵の錠前はどこにあるのだろうか。

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花散里によると、「神櫻大」を行うには、5か所の結界を破り、「穢れの化身」を排除する必要要がある。
紺田村とあの廃れた神社以外に残り3つの結界と雷櫻の根があり、それぞれ鎮守の森、荒海および神里屋敷外の干潟の地下にある。
また、この期間中、彼女は紺田村の木の根で待機をするらしい。
…「神櫻大後」を完了する…

花散里
こんにちは、またお会いしましね。
まだ太陽の下で会うことができないのが惜しまれますが、
神を象徴する雷櫻とあなたの放つ光がここを明るく照らすでしょう。
何か必要があれば、遠慮なく言ってくださいね。
①他の結界について…

花散里
鎮守の森以外にも、「荒海」と呼ばれる場所に結界があります最後の一つは…神里家の庭の外、北東に見える干潟の地穴。
結界はその中にあります。  
②鎮め物が見つからない…

花散里
昔、鎮め物は「天狐」が守護していました。
しかし…すべてが変わった後、天狐と地狐は現れなくなり、
眠りながら彼女が戻るのを待つようになったのです。
もし鎮め物を探すなら、封印の近くで「天狐」を探してみてください…
あの特殊な狐の彫像のことです。
もし問題がありましたら、今度は「地狐」を探し、
あの鏡で何か手がかりがないか探してみるといいですよ。  
③「追憶のレンズ」について…

花散里
これについては、私もそれほど知っているわけではありません。
柊家のあのこと以外は…
鳴神島の各地に、眠っている「地狐」があります。
あなたの目の前に現れるのは、どれも小さくて特別な狐の像でしょう。 その昔、それらの力は弱いものでしたが、忠誠をとても大事にしていました。
その「追憶のレンズ」を通して観察すれば、過去の物事や情景が見えてくるでしょう。
④さようなら。

花散里
「白雲と共に流れゆく…」
私に手伝えることがあれば、いつでも言ってください。
 
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深林の狸囃子
五百蔵の「鎮め物」を手に入れたが、結界は妖理の法術で隠されているようだ。
結界を破ることができれば、「神櫻大祓」の完成に向けて一歩前進できる。

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五百蔵から渡された「鎮め物」
 
謝礼として妖理の五百蔵からもらった「鎮め物」。
非常に華美なくしである。
五百蔵はかつて、「あのクソソ孤」の姿を現すために、このくしを盗んだ。
罰として五百蔵と仲間は「あの野郎」によって石像に封印された。
「花散里」によると、「神櫻大後」の際はこのような鎮め物が必要らしい。

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【?】… …
 
五百蔵)
どうした?
あの「神櫻大福」を食べに行くんじゃなかったのか
早く行け。
あのクソ狐に会ったら、吾輩の代わりによろしく頼む。 …「結界」の在り処に行く…

パイモン
ここか?
滑らかな石だ…
ん?なんか法術を使ってるみたいだぞわっ!石が消えた!
これが妖狸の法術ってやつか!
なんか面白そうだぞ!
ありがとう、「吉法師」!
またかくれんぼしようぜ!
 
「吉法師
キューン!
 
…「結界」を破る…

パイモン
よし、結界を破るぞ!
蛍、準備できたか?

…「落武者」(電櫻の根から出された「汚物」)を倒す…

パイモン
出た!
お面の巫女お姉さんが言ってた「落武者」の妖物だ!
、早くあいつを倒そう!  
【反転】?
五百蔵の目くらましも、あなたの妖物を倒す手段も、素晴らしいものでした。

パイモン
「うわっ!」
…って言いたかったけど、もう慣れちゃったな。
いつも同じでつまらないぞ、お面の巫女お姉さん。
 
そうでしたか。
がっかりさせてしまいましたね、申し訳ございません。
次は頑張ります。
 
>こんなことで頑張らないで…
 
それもそうですね。
ところで、五百蔵は…彼は元気でしたか?
>凄く元気だった…

パイモン
石になってたけどな。
 
>石にされてた…

パイモン
でも、すごく元気だったな!
鎮守の森で起きた事を伝えた…
 
そうでしたか…
一般的に言って妖狸がいたずらをしても、度が過ぎない限り、退治することはありません。
妖狸一族はやんちゃですが、心は子供のように優しく単純なのです。
しかし、「大祓」に必要な鎮め物を盗んだとなれば、罰を与えなくてはいけません。
あなたたちの言った通り、「影向役者三人組」であれば、惟神が…
ある陰陽師が手を下したでしょう。
①「クソ狐」って言ってた…
②その狐のお面…

パイモン
お面の巫女お姉さん、お前は五百蔵の狐の友達なのか?
…私を買いかぶりすぎです。
彼が言ったのは人々に「狐斎宮」と呼ばれる白辰の血筋の娘のことです。
場所によっては仙狐として祀られてることもあります。
「天狐」と「地狐」は彼女の使者でした。
彼女が離れた後、天狐と地狐は石像と化し、力を保存しました。
そうすれば彼女が戻ってきた時、
また彼女と一緒に白狐の野を走り回ることができますから。
彼女がいなくなったため、いま鳴神島にいる狐は、
血筋と霊性が当時の3分の1しかありません。
>五百蔵が「勝負は終わってない」って…
ああ、そのことですか、五百蔵の本名が「隠神保生司正五百蔵」なのはご存知でしょうか? 五百蔵は少々強情でやんちゃですが、実際は忠義心があり優しいのです。
ですので、だいぶ前から「孤斎宮」は彼を正しい道に導きたいと思っていました。
かつて「狐斎宮」は彼を雷神様に従わせるために、二人を手配しました。
五百蔵を「保生司正」として、鎮守の森の安泰を管理させるために。
空が黒に染まる時、「孤斎宮」は心配になるのです。
五百蔵が森を守るために絶対に抗えない強敵と戦って死んでしまうのではないかと。
そのため、わざと妖狸が得意とする「かくれんぼ」で彼に挑戦し… 「ふん。クソ狐、かくれんぼならお前に負けない」
「ほう、そうか。ならば隠れてみるといい。」
「鎮守の森は吾輩の領地、お前には見つからぬ。」
「ふん、ならば、しっかりと隠れていろよ…決して見つかるでないぞ…」
 
「五百蔵、ここで何が起きても…それはすべて私がお前をおびき出す法術だ。
騙されて身を現すなよ。」と言ったのです。
「もちろんだ、このクソ狐。今度こそお前に勝って、ギャフンと言わせてやる。」
五百蔵はそう言いました。
こうして、終わりのない勝負が始まったのです。

パイモン
…つまり、五百蔵はまだ、狐が自分を見つけ出すのを待ってるってことか?
 
あなたが五百蔵から聞いた話によれば、そうなりますね…
少し経ってから、五百蔵はおかしいと感じ、騒ぎを起こします
「孤斎宮」を誘い出すために、鎮め物まで盗んで。
彼はそれが「神櫻大」に必要な物だと知らず、
ただ「狐斎宮」にとって大事なクシとしか思っていなかったのでしょう。
そのため、その後惟神に石に封じられました。
>じゃあ、「狐斎宮」は?
…暗闇に飲み込まれました。
最後は、泥と一緒に鳴神島の大地
へと還っています。
>じゃあ、あなたは誰?
私?見ての通り、「花散里」ですよ。
あなたの力を借り、邪を払うことを願う巫女にすぎません。
>そういうことじゃない。

パイモン
お面…前からおかしいと思ってたんだけど、
花散里さんって一般人が知らないことをたくさん知ってるよな。
過去のこととかそれに妖狸の法術もできるし、狸のごはんも作れる。

>だけど、現在のことは知らない。

パイモン
まるで何百年前の時代から来た人みたいだ…
……

パイモン
前に回想で会った人もおまえと似てて、名前も同じだった…
>もしかして…

パイモン
おまえも五百蔵と同じ、何百年も前に封印された妖狸なのか!
 
ち、違います私は…彼女の記憶を引き継いだのです。
それ以外のことは、申し訳ございませんが、まだ話す時ではありません。
以前あの洞窟で、約束しましたよね。
時が来たら、すべてを明らかにすると。

パイモン
どうする、蛍?
 
①彼女を信じる。
②仕方ない。

パイモン
おう、そこまで言うなら、オイラもお面の巫女お姉さんを信じるぜ!
 
ご理解感謝します。
では、またしばしのお別れです。
 
>さようなら。

「別れを告げ、白雲と共に流れゆく。」
私は紺田村の井戸の下で、あなたが順調に雷櫻の根を浄化できるよう祈っています。
5つの木の根すべを浄化した後に、私に会いに来てください。

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【荒海の結界を解除(消す)】

【干潟の結界を解除(消す)】
見つけたぞ!
「鎮め物」がある狐の像だ!
たしか雷元素を使って「ビリビリ』させると鎮め物を取り出せる。

(鍵の形をした鎮めもの)

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鍵の形をした「鎮め物」

神秘的な古代のアイテム。 
古びた鍵の形をしている。
鍵があれば、錠前がある。 この鍵の錠前は、木の根に眼収された穢れによって壊れかけているようだ。 「花散里」によると、「神櫻大祓」の際はこのような鎮め物が必要らしい。


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影向祓
パイモン
うわぁ!
ここにもあったのか!
予想通りだったな…

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地狐(紺田村・井戸の底)

誰かの声
もちろん斎宮様の期待に応えます。
紺田家は必ず鍵を保管してみせます…」

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地狐(紺田村・西海岸沿いの窪み)

誰かの声
「…どうだ?
たまには神社のことを放ってここへ来るのも、悪くないだろ。
昔天狗の小姓をしていた時、よくここに隠れて、海の音を聞きながら寝ていた。
心地よかったなぁ。」

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誰かの声
「…だらしないですね。
高貴な…だというのに…」