(ペトリコール町に行ってみたいな…)

ママは子供は遠くへ出かけちゃいけないって言って、パパと一緒にペトリコールに行くのを許してくれないの…
ずっといい子でいすぎたのかな?

①あなたは?

アナカっていうの!
ねえ、すてきな音楽を演奏できる?
アナカは音楽にすごく興味があるの!
アナカのパパはすっごい学者でね、音楽に関する研究をしてるんだ!
ペトリコールでお土産を買ってきてくれるってパパは言ってたけど、アナカはどんなお土産よりも、パパと一緒にでかけたかった…

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②ペトリコール?

ペトリコールは海の向こうにある、「音楽」があふれる町だよ!
あそこで遊ぶのがアナカの夢なんだ。
パパは船に乗ってペトリコールに行って、ジュスティーノおじさんも船に乗ってバイダ港に来た。
アナカだけがずっとここに残されたまま。
つまんないよ…
フォンテーヌの子供たちは巡水船に乗ったり、海底で音楽を聴いたりするんだって、ジュスティーノおじさんから聞いたけど、本当なの?

 >本当だよ。でも…

あー!
「でも」の続きはもう何度もママから聞いたよ。
子供だと思って、いつまでもだまさないでって言いたいよ。

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③お母さんの言う通りにするのがいいよ。

…そっか、わかった。
明日目が覚めたら、アナカが遠くへ出かけられる年頃になってたらいいのに…

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■諸相随念浄行
(フォンテーヌの歴史ってほんと興味深い。
スメールよりずっと面白い…)