有規(「街の鏢師」)

会話 修正(吹出) 璃月

(階段の上り下りが減ると助かるんだが…)

階段の上り下りが減ると助かるんだけどな…
お客さんのもとに早く荷物を届けたいよ。

①階段?

遺瓏埠は高低差がかなり激しい。
けれど、水力で動くあの昇降装置は、ほとんど大型貨物の搬送に使われててな。
頻繁には動かせない。
荷物を急いでお客さんに届ける必要があるときは、下層から階段を上っていくしかないんだ。
階段が急になりすぎるのを防ぐために、遺瓏埠の上層と下層の間の通路はけっこう折れ曲がっていて、移動距離が長い。
幸い、和記庁に小型の昇降装置を新設する計画があるらしい…
それが実現したら、きっと状況が良くなるさ!

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②配達時間が厳しいの?

それは僕らが決められるものじゃないし、お客さんが決められるものでもないんだ。
長距離の走鏢では、想定外の事に遭遇するのは日常茶飯事で、配送が遅れる荷物が多い…
荷物の到着が何日も遅れてしまうこともあってね。
もし貴重な食材とかだったら、全部台無しだ。
そういうのを見るのは僕らも辛いから、一刻も早くお客さんに届けるしかないんだ。
でも、長距離の走鏢を受け持つ人たちを、そのせいでとがめられると思うかい?
それも無理だ、どうしようもないんだよ。
道のりが困難で長くなるのは誰のせいでもないんだ。

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③がんばって!

ああ、もう少しの辛抱だ。
まだまだ行けるさ!