石坤

(交代の時間が来たら家に帰って酒を飲もう…)

今日の夜勤が終わったら、兄貴たちと一緒に飲めるはずだ…

①夜勤もあるんだ！？

まあね。
朝の三、四時から作業を始めてる茶農もいるくらいだし。
手伝ってやれる人がいたら、多少はいいだろ？

僕みたいに普段やることが少なく、体力もそこそこある男は、夜勤でもして緊急事態に備えないとね！

実は、夜中から明け方にかけては仕事の効率が割と高いんだ。
周りが静かなおかげで、気が散ることなく集中できるし、やる気も湧いてくる！

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②兄弟はたくさんいるの？

あっ！
いや、血の繋がった兄弟じゃなくって、一緒に働いてる友達なんだ！
年齢的に僕は下のほうだから、彼らのことを兄貴って呼んでるのさ！

よく近所の手伝いをしてることもあって、僕たちはまとめて「翹英荘六小龍」って呼ばれてる。

で、僕は四番目だから、四龍(スーロン)なんだ！

あはは！

ここ数年で、五龍と六龍は鏢師と船員になって、三龍は遺瓏埠で仕事に就いた…

だから普段は僕、それから大龍と二龍の兄貴でよく飲みに行ったり、他愛のない話をしたりしてるんだ。
勤勉に仕事する暮らし方はもちろん素晴らしいけど、こういう風にのんびりと過ごす日々も悪くないだろ？

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③楽しんで！

ああ。
ありがとうな！
君も楽しんでくれ！