名刺(紀行)

修正(画像/吹出) 名刺

紀行・風捕り
名刺の飾り紋。
旅行記の作成の最難関である冒頭を完成した。
紀行・熄星
名刺の飾り紋。
あなたの渇望が終わらない限り、頭を上げればあの光のない輝きが見えるだろう。
紀行・白亜
名刺の飾り紋。
雪山に足を踏み入れる時は、防寒をしっかり。
紀行・明霄
名刺の飾り紋。
皆の願いが集まれば、闇夜を照らす光となれる。
紀行・風花
名刺の飾り紋。
私たちはおろか、誰も風を見たことがない。
花束が拠られるまで、誰も愛を見たことがない。
紀行・廻塵
名刺の飾り紋。
石を枕にして眠りに落ち、何年もの歳月を経たのか…
紀行・真夏
名刺の飾り紋。
大冒険だ!
紀行・鳴神大社
名刺の飾り紋。
鳴神大社の模様、「影向山櫻」。
紀行・月逐い
名刺の飾り紋。
月の流れがあなたを照らしてくれますように。
紀行・神将
名刺の飾り紋。
「お主の存在意義は、決して悪行罰示などではない。
だが、それが一体なんなのか、小生にも分からぬ。」
紀行・白英
名刺の飾り紋。
山頂の木は枯れてゆく、この花のみ。
紀行・流彩
名刺の飾り紋。
煌々たる華光は、万物を一新する。
紀行・啓蟄
名刺の飾り紋。
三界が揺れ動き、天地が目覚める。
珊瑚王蟲も永遠の眠りから蘇った。
紀行・容彩
名刺の飾り紋。
同好の士を、「同士」と呼ぶ。
狐の編集長が著作権について考え出す前に、思い描いた物語を形にしよう。
――それとも、彼女はとっくに思い至っているのに、気にしていないだけ?
紀行・天命
名刺の飾り紋。
「過去に忠魂あり。
 四散する鴻の如し。」
「今、ここに灯りを燈す。
 英霊が邪道に陥らぬよう。」
紀行・海藍

名刺の飾り紋。
まるで、何年も経ってやっと昔の夢から目が覚めたかのよう。
ホラガイの中には、あの夏の海に関する記憶が残っている。
紀行・深林
名刺の飾り紋。
深林幽谷の間で、月と共に薔薇が咲く。
あなたと一緒なら、ここが楽園。
紀行・帰風

名刺の飾り紋。
歳月が流れても、想いと帰る風だけは変わらない。
紀行・葦原
名刺の飾り紋。
「…旅人よ、悲しむ必要はない。
黎明の風は、きっと夢を載せた胞子を、あなたの希望の野原へと運んでくれる…」
紀行・霊津
名刺の飾り紋。
旧き宴 散り交ひ曇れ
夕暮れの 秋津三川
見えわたるかな
紀行・同韻
名刺の飾り紋。
海灯の夜空には壮大な光彩が輝き、今宵、人生の春を共に祝う。
金殿は珠簾で飾られ、手すりは月明かりで銀色に塗られ、宴は素晴らしき歌と踊りで満ちる。
花火は煙の如し。
多彩な楽器が合奏し、和気藹々たる雰囲気を醸し出す。
紀行・意楽
名刺の飾り紋。
真の愛は鬼魅の如く、語る者多けれど見る者は少ない、といわれる。
だが、その鬼魅でさえ時折ここに姿を見せるのだから、真の愛も次の街角で待っているのかもしれない。
紀行・栄冠
名刺の飾り紋。
「才識は歳月の冠だ。
それは思いが、我々が共に過ごしてきた時間のように。」
紀行・秘典
名刺の飾り紋。
友と一緒に遊んだ歳月を忘れるなかれ、未来について憂慮する必要のなかった時を忘れるなかれ。
紀行・溢彩
名刺の飾り紋。
透明なガラスの向こう側にしか存在しない幻夢の光だが、もしかしたらこちら側の世界も、その光に少し照らされるかもしれない。
紀行・源水
名刺の飾り紋。
時計は穏やかな年月と共に流れゆき、魚は澄んだ源水と共に泳ぐ。
世間万物がいつか枯れる日が来るというのなら、なぜ想いは最初のように澄んでいるのだろうか?
紀行・星没
名刺の飾り紋。
矢を放つ前に、そっと願いをかけて。
壺の中に入れば、胸の内の願いも叶うかも。
紀行・旋舞
名刺の飾り紋。
たとえゼンマイの回転が止まっても、たとえ人形が前に進まなくなっても。
思い出が永遠となり珊瑚になっても、私たちと共に過ごした冒険と時間を忘れないで。
紀行・時彫り
名刺の飾り紋。
テイワットの映影界において、「時を刻印する」ような芸術作品が再び創られる日はいつ訪れるのか…
それは未知だが、この劇によって罪悪の過去が凍結したことは確かである。
紀行・彩鳶
名刺の飾り紋。
鳶は昇り鶴は留まり、春早く来たり。
我が凧を借る五丈の風。
紀行・魔萃
名刺の飾り紋。
錬金術は物質の相互転換を研究する学問だが、錬金術でできた薬は、質量が少し減少している。
減った部分は、皆の愉快な気分に変わったのかもしれない。
紀行・邦魂
名刺の飾り紋。
「世界は自分の子供を愛していない。
そうでなければ、なぜ子供たちを別の世界に追いやる?」
「お前に何が分かるってんだ?
あっちのほうがもっとロックかもしれねぇだろ。」
紀行・演習
【?】
名刺の飾り紋。
「勝利は参加者の錯覚に過ぎず、沈黙こそが盤上の終局である。
故に、唯一の善行は駒を打つことであり、唯一の悪行は対局を放棄することだ。」
「『演習』はほどほどに!」