秋津ノ夜森肝試し大会・其の一/肝試し大会

3.3 修正(吹出)

◆巫女
◆???

肝試し大会が行われているようだ。
社奉行へ行ってみよう…

パイモン
旅人!
オイラさっき、なにを聞いたと思う?
なんと社奉行が、肝試し大会をやってるらしいぞ!
ゴールまでたどり着けば、プレゼントをくれるんだってさ!
でも「肝試し大会」って、やっぱり怖いのか?
うぅ…
肝試し中はおまえの後ろに隠れるから、オイラのこと、ちゃんと守ってくれよな!

…社奉行所で肝試し大会の情報を聞く…

…神里綾人と会話する…

パイモン
綾人――

>久しぶり。

神里綾人
おや、貴方たちでしたか。
本当にお久しぶりですね。

パイモン
へへっ、社奉行が肝試し大会をやるって聞いて、すぐ申し込みに来たぞ!
でも、まさか綾人がいるなんて…
もしかして、今回の肝試し大会って結構重要なやつなのか?

神里綾人
おや?
もしかして、私は重要な局面にしか現れないと思われているのですか?
今回の肝試し大会は確かに私の提案です。
あくまで企画を通しただけですが、こうして確認をするのも私の仕事ですよ。
肝試し大会はテイワットに広く伝わっていますし、参考にできる事例も多いので、恐らくつつがなく行われるでしょうし、細かいことは家臣たちに任せていますから。

パイモン
なるほどな。
ってことは今、綾人はあまり忙しくないってことだな…
だったら、オイラたちに肝試し大会のルールを説明してくれよ?

神里綾人
こうも自然に人に用事を言いつけるとは、さすがパイモンさんですね。
まあ…
確かに時が来ればお二人の協力が必要になるかもしれない――

パイモン
うん?
何か言ったか?

神里綾人
お気になさらず。
ふふっ、時間もあることですから、簡単に説明しましょう。

パイモン
やったぜ!

>ありがとう。

神里綾人
「肝試し大会」…
その名の通り、遊びとしての度胸試しです。
肝試しの場は鎮守の森にしました。
肝試しを始める前に、毎回参加者には二人ずつの組に分かれてもらいます。
組み分けができたら、事前に鎮守の森やその周辺地域に置かれた、とある物を発表します。
一番先にその物を見つけた人が、その回の「勝者」となります。

パイモン
「その回」?
あれ、もしかして肝試し大会って、何回かやるのか?

神里綾人
その通り。
肝試し大会は三回行われます。
何せ、実は今回の肝試し大会は、三つの勢力が主催しているものですから。
商人たちは資金を集め、神里家は場所を提供しました。
そして、鳴神大社が「顧問」を担当しています。
三つの勢力それぞれが参加者の探す物を決めるので、試合自体も三回戦で勝負を決めます。

パイモン
オイラわかったぞ。
なんだかんだ言って、ようは鎮守の森で物探しするだけってことだろ?
一回ごとに一つ見つけて、三回で三つ見つけるんだな。
簡単じゃないか!

神里綾人
ええ、よく理解してくれました。
試合に勝利した回数を基に異なる賞品を用意するつもりです。
もし複数回、勝利を収めた人がいれば、最後に与えられる報酬も増えます。
三つ全て集めることができたら、鳴神大社の提供する「豪華御進物」も獲得できますよ。

パイモン
豪華御進物…!
き、聞くだけで高そうだぞ!

神里綾人
さあ、どれほどのモラに相当するのでしょう?
試合に勝利した上であの宮司様に聞けば、答えが分かるかもしれませんね。
無論、「肝試し大会」で最も試されるのは度胸です。
もし恐怖に負けて途中ですれば、賞品とは無縁になるでしょう。
さて…
恐怖に耐え、最後まで持ち堪えられる者がどれだけいるやら…
用意した賞品が誰にも贈られないとなれば、私のほうも困りますからね。

心配いらないぜ。
その賞品は、オイラたちがいただくからな!
オイラは「肝試し大会」って聞いた段階で怖かったけど、旅人のほうは度胸がいっぱいだぞ!

①その通り!

神里綾人
なかなかの勢いですね。
私も、貴方たちのご活躍を祈っていますよ、ふふっ。

-------------------------

②そこまでは…

神里綾人
謙遜する必要はありません。
貴方たちの度胸はこれまでの旅が証明してくれていますから。

-------------------------

神里綾人
さあ、話はこのくらいにしましょう。
後で私が貴方たちの名前を参加者名簿に登録すれば、参戦完了です。
三つの物の正体については、肝試し大会の現場に着けば紹介してくれる者がいるはずです。
最後に――
友達として一つ、教えてあげましょう…
肝試し大会では、毎回怪しい噂が流されてしまうのです。
どうかお気を付けて。

パイモン
うぅ!
あいつのあの口ぶり…
まさか、鎮守の森になにか、「本物」がいるわけじゃないよな?

①どうかな?

パイモン
まったく!
おまえまで、オイラをおどかすなよな!

-------------------------


②嘘に決まってる。

パイモン
おまえもそう思うのか?
そう考えると、なんだかそこまで怖くなくなってきたかも…

-------------------------

パイモン
とにかく!
噂の「豪華御進物」のために、しゅっぱーつ!

神里綾人から肝試し大会の具体的なルールを教えてもらった。
さっそく会場に行ってみよう。


…社奉行所を離れる…

荒瀧一斗
ちょいと待った!
ガーッハッハッハッ、お前らじゃねえか、こいつは奇遇だな!

パイモン
この声は…
一斗!
どうしてここに?
まさか、おまえも肝試し大会に参加しに来たのか?

荒瀧一斗
そりゃあもちろん。
悪いな、報酬は全部この俺様――
荒瀧・度胸は天より高く・一斗が貰うぜ!
コホンッ…
と言いたいところだが、実は、今回は別の件で来たこんだ。

パイモン
なにがあったんだ?

荒瀧一斗
はぁ、長い話になっちまうんだがな…
この前、「肝試し大会」の情報を聞いた俺様は、すぐに荒瀧派を全員かき集めて、思い切り楽しもうと思ってたんだ。
なのに、なんと俺様の子分は、どいつもこいつも肝試し大会に興味がねぇみてぇでよ。
「鎮守の森なら何度も行っただろ?
全然怖くないぜ!」
「あんなの、子供が度胸を鍛えるためのゲームじゃんかよ…
そんな時間があったら七聖召喚でもやろうぜ?」
「本当に肝試し大会に参加するのか?
はぁ、親分が決めたことなら…」
どいつもこいつも、みんな揃って元気がねぇんだ!
こんなんじゃ駄目に決まってんだろうが!

パイモン
その気持ち、オイラにもわかるぜ!
テンションあげて人を遊びに誘ったのに、相手がまったく興味を示してくれないなんて…
面目丸潰れだよな!

荒瀧一斗
メンツの問題じゃねぇ!
荒瀧派の親分として、俺様は常に新しい面白い物を見つけて、子分に楽しさを感じさせ続けなけりゃならん!
最初は理解できなくていいが、今にみてろよ…
肝試し大会の面白さを実感させてやる!

①一斗…
②こんなに子分想いだとは思ってなかった…

荒瀧一斗
だがしかし、話が戻っちまうが、俺様も鎮守の森なら何回も行ってる。
そりゃあ最初の頃は確かに怖かったが、今は完全に慣れちまってな!
社奉行のやつらだけを頼りにして、何の新しい真似ができるってんだ?
参加者をビビらせることができなかったら、肝試し大会にはならねぇからな。
それが原因でまた子分に文句を言われた日にゃ、それこそ俺様のメンツが丸潰れだぜ。

パイモン
結局、面子の問題なんじゃないか!

荒瀧一斗
コホンッ、原因ってのは複雑なもんだからな…
とにかく、俺様には一つプランがある。
社奉行が信用できねぇなら…
俺様が肝試し大会に少し工夫させてもらおう。

パイモン
それって…

荒瀧一斗
そうだ!
この俺様が直々におどかし役を演じるぜ!
ガーッハッハッハッ、これなら間違いなく盛り上がっちまうぞ!
だが、このプランには手助けが必要だ。
つーわけで俺様はここで助っ人を募集してるんだが、まさかお前らが来ちまうとはな。
…頼む!
俺様と一緒におどかし役をしてくれ!

パイモン
やなこった!

荒瀧一斗
頼む!

パイモン
いやだ!

荒瀧一斗
頼む!

パイモン
うわぁ――
もう、わかったって。
でも言っとくけど、オイラたちの目標は肝試し大会に優勝して、「豪華御進物」をゲットすることだからな!
おまえのことはついでなんだから、足を引っ張るなよ。

荒瀧一斗
ガーッハッハッハッ!
恩に着るぜ!
安心しな、俺様がいれば、肝試し大会なんてちょちょいのちょいだぜ!
出発!
今度こそ、あいつらをビビらせてやるぜ!
ガーッハッハッハッ!

パイモン
うるさいやつだな…
あれ?
でもあいつのおかげで、なんだか怖くなくなったぜ。
ひょっとして笑い声って恐怖を失くせるのか?
だったら、今後怖くなったら、オイラたちも大声で笑おうぜ!

①了解。
②余計怖くなるんじゃ…

荒瀧一斗
おーい!
旅人、パイモン、雑談はそのくらいにしとこうぜ。
このままじゃ肝試し大会に間に合わなくなっちまうからな!

パイモン
すぐ行く!

社奉行所の外で一斗に出会った。
一斗は肝試し大会に少し「工夫」を加えたがっているようだ。
一体何が起こるのだろう…

…肝試し大会の会場に行く…

パイモン
ここが肝試し大会の会場みたいだな。

パイモン
オイラの気のせいか?
見覚えのある景色なのに、雰囲気は前よりずっと怪しいぜ…

荒瀧一斗
おい、パイモン。

パイモン
うわぁっ――!!
いきなり後ろから声をかけるなよ!
びっくりしたぞ!
どうしたんだよ?

荒瀧一斗
いやぁな、突然とある問題に気付いちまっただけだ。
子分どもを驚かせようとは言ったが、よく考えてみたら、俺様は今までちゃんと人をおどかしたような経験がないんだぜ。

パイモン
いまさらそれに気付いたのかよ?

>リハーサルでもしてみる?

荒瀧一斗
リハーサル?
おお、そいつはいい考えだな。
とびっきりのアイデアを思い付いたぜ。
お前らは普通に肝試し大会に参加して、俺様がその道中で隠れながら、タイミングを見計ってお前らをおどかす。
そんで、お前らが俺様の人をおどかす腕を評価するんだ…
よし、さっそく準備するぜ――
お前らに俺様の実力を見せつけてやる!
ガーッハッハッハッ!

パイモン
あいつ、勝手なことばっか言って、どっか行っちゃったぞ…
まあ、オイラたちはどうせ元々肝試し大会に参加しに来たんだしな。
「試練」が少し増えたって考えればいいか。
あそこに肝試し大会の関係者がいるみたいだぜ。
あいつに聞いてみよう。

一斗はあなたたちが普通に肝試し大会に参加したうえで、自分は物陰に隠れておどかし役を演じると提案した。
具体的なことは主催側の人間に聞いてみよう。

…主催側の人間に尋ねる…

巫女
あなたたちも肝試し大会に参加しに来た方ですか?

パイモン
そうだぞ。
その服…
おまえ、もしかして鳴神大社の巫女か?

巫女
ええ…私には見えます。
お二方の身に纏っている黒い霧から、不吉なオーラが漂っています。
何も知らずにここに入り込むなんて…
うっかりすると、暗闇に呑み込まれてしまいますよ。
ふふふ…

パイモン
こいつ、本当に巫女なのかよ?
なんだその不気味な笑い方は!

巫女
今なら、まだ引き返せますよ。
三つまで数えますから…
三、二、一…
肝試し大会へようこそ。

>今のはある種の試練なの?

巫女
ええ、ちょっとした試練として考えていただければ。
数多の怪談も、平和そうな日常から始まるものですからね。
焦るべからず、疑問を抱くべからず、深く考えるべからず…
お二方がここに入った瞬間から、すべてが定まっているのです。
束の間の安らぎをゆっくり楽しんでください。
第一回の試合は間もなくしてしまいますが、あなたたちは仲間を見つけましたか?

パイモン
やっとオイラにもわかる話になったな…
仲間、へへっ、オイラたちは最高の仲間だぜ!

巫女
あら?
でも、名簿を見るとあなたたちは一人の参加者として登録されているようですが…
「旅人とパイモン」、そう書いてあります。
つまり、もう一人を探して手を組む必要がありますよ。

パイモン
いきなり仲間探しかよ!?
一斗のやつが消えていなかったら、あいつと組めたのに…
どうすればいいんだ?

巫女
私の知る限り、まだ相手の決まっていない選手がいるようです。
探してみるのはいかがでしょう?
でも、お早めに済ませて帰って来てくださいね。
試合開始までに組になれなかった場合は、失敗と判定されますので。

パイモン
そんな!
はやく近くを見て回ろうぜ!

-------------------------

巫女
お相手を見つけましたか?

-------------------------

主催側の人間は仲間一人と組む必要があると言った。
誰と組もうかな…


…三人の参加者のうちから仲間を一人選ぶ…

■神里綾華

神里綾華
旅人さん、パイモンさん、こんにちは。

パイモン
えっ?
綾華も肝試し大会に参加しに来たのか?

神里綾華
ええ、お兄様から肝試し大会が「面白い」とお聞きしまして。
試してみるよう勧められたのです。
ただ、肝試し大会には参加したことがありませんので、どんな内容なのかはわかりません。

パイモン
綾華も初めてだなんてな!

神里綾華
実は、私は神鬼にまつわることが苦手で…
無礼な振る舞いで家族に恥をかかせないかといつも心配でした。
その…
失礼ですが、旅人さんとパイモンさんはもう、お二人で組まれているのですか?

パイモン
さっき巫女のお姉さん曰く、オイラたちは一人の参加者としてカウントされているらしいから、オイラたちもちょうど相手を探してるんだぜ!

神里綾華
よかった…
もしよろしければ、私と組みませんか?
あなたたちが傍に居てくだされば、なんだか安心できますので。
あっ、もちろん、もし他の方とチームを組みたいのであれば、全然大丈夫ですよ…

①綾華と一緒に参加したい。

神里綾華
本当ですか?
では、よろしくお願いいたします。
いえ…
ここは「どうぞ大目に見てください」と言うべきかもしれません。
もし私が驚いてしまっても、どうか笑わないでくださいね…

-------------------------

②もう少し考えさせて…

神里綾華
ええ、お気になさらないでください、私はここであなたを待っていますので。
必要な時、いつでも私のところに来てください。

-------------------------

神里綾華
その…
いかがでしょうか?

①綾華と一緒に参加したい。

神里綾華
本当ですか?
では、よろしくお願いいたします。
いえ…
ここは「どうぞ大目に見てください」と言うべきかもしれません。
もし私が驚いてしまっても、どうか笑わないでくださいね…

-------------------------

②もう少し考えたい。

神里綾華
そうですか、大丈夫ですよ。
必要な時、いつでも私のところに来てください。

-------------------------

■ゴロー

パイモン
ゴロー!

ゴロー
旅人、パイモン、まさかここでお前らに会うとはな!

パイモン
オイラたちは肝試し大会に参加しに来たんだぜ!
ゴローもそうなのか?

ゴロー
まあな…
俺は元々八重堂に今月の『月刊閑事』の返信を提出しに行ったんだが。
まさかあの狐女もいるなんて!
あいつから肝試し大会のことを聞いて、試すように勧められたんだ。
元々あまり興味はなかったんだが、あいつが「海祇島の大将たるものが、まさか怖がっておるんじゃあるまいな?」なんて言うから…
俺はうっかりあいつの挑発に乗ってしまったんだ。
ここに来てから後悔し始めた…
ここはまさに罠だらけの地だ。

パイモン
なんだか不吉に聞こえるぞ!

ゴロー
予感がするんだ。
森には色んな待ち伏せがいて、一歩足を踏み入れたが最後、必敗の局面が待っているような――
あの狐がどこか暗いところに隠れて、俺のことを嘲笑おうとしているかもしれない。
それだけじゃない、写真を撮って、海祇島に送ろうとしているに決まってる…
珊瑚宮様曰く、「伏兵に遭遇したときは、その勢いを避けるべし。
避けられない場合、援助を求めるべし」。
お前らに会えたから、俺の盤面にはまだ転機があると見た。
なあ、俺と組んでくれないか?

①ゴローと一緒に参加したい。

ゴロー
よかった!
これでまた一緒に戦えるな、戦友!
お前が居てくれれば、もう何も怖くない。
絶対、あの狐の思い通りにさせはしない!

-------------------------

②もう少し考えさせて…

ゴロー
そうか…
そうだな、お前には一緒に参加してくれる人が沢山いるよな。
誰と組もうと、楽しく遊ぶことが一番だ。
頑張れ!

-------------------------

ゴロー
おっ、俺と一緒に参加するって決めたのか?

①ゴローと一緒に参加したい。

ゴロー
よかった!
これでまた一緒に戦えるな、戦友!
お前が居てくれれば、もう何も怖くない。
絶対、あの狐の思い通りにさせはしない!

-------------------------

②もう少し考えたい。

ゴロー
わかった…
実はお前とチームを組めないかって、結構期待してるんだ。
俺たちが一緒に戦えば、どんな敵でも勝てる気がする!

-------------------------

■楓原万葉

楓原万葉
風から馴染みのある匂いがすると思ったが、やはりお主らであったか。

パイモン
万葉!

楓原万葉
久方ぶりでござるな。

パイモン
まさか万葉も肝試し大会に参加してたなんて!

楓原万葉
ほう、それはまた何故?
拙者と肝試し大会は相容れぬか?

パイモン
いやいや、オイラはただ、万葉の怯える姿を見たことがないだけだぜ!
万葉はいつも淡々としてて、怖いものなんかなにもなさそうだからな。

楓原万葉
過分でござる。
何年も根無し草をしていると、怪談もよく耳に入ってくるもの。
実は、時に自ら経験することさえあった故…
次第に慣れてしまっただけでござる。 

パイモン
やっぱり怖くないんだな!
でも、だったらなんで肝試し大会に参加するんだ?

楓原万葉
社奉行が肝試し大会の報酬を大袈裟に宣伝していると聞いた。
お主らが参加しに来ることも想像がつく。
久方ぶり故、ここで会うのも悪くはない――
別れの後の久々の再会は、いつも心躍るものでござるな。

パイモン
オイラたちのことを待ってくれてたのか!

楓原万葉
左様。
最近の旅は順調でござるか?

パイモン
絶好調だぜ!
そうだ、さっき巫女のお姉さんは、肝試し大会に参加するには仲間が必要だって言ってたけど、万葉はもう見つけたのか?

楓原万葉
まだでござる。
お主らは拙者と組む必要があるでござるか?

①万葉と一緒に参加したい。

楓原万葉
よかろう。
では共に回ろう。
拙者も肝試し大会に参加した経験は少ない故、此度ここでどのような新鮮な体験ができるのかは存ぜぬ。

-------------------------

②もう少し考えさせて…

楓原万葉
急ぐ必要はない。
世間話をする機会はまだ沢山ある故、この一時に拘る必要もないでござる。
肝試し大会が終わったら、一緒に夜食をいただくのも悪くないでござるな。

-------------------------

楓原万葉
拙者と組みたいのでござるか?

①万葉と一緒に参加したい。

楓原万葉
よかろう。
では共に回ろう。
拙者も肝試し大会に参加した経験は少ない故、此度ここでどのような新鮮な体験ができるのかは存ぜぬ。

-------------------------

②もう少し考えたい。

楓原万葉
よかろう。
拙者のことを気にする必要はない。
友人が集まるのは、楽しさを求めてのこと――
考えすぎは、かえってある種の束縛になってしまうでござるな。

-------------------------

仲間と共に主催側の人間に会いに行こう。

…第一回目の肝試し大会を始める…

巫女
どうやらお相手を見つけられたようですね。
ちょうど試合も始まります――
では、肝試し大会の一回戦で探して来てほしいものを発表しますよ。
その名も、「団子牛乳」です。

パイモン
団子牛乳?

巫女
智樹さんからご提供いただいた団子牛乳が、現在、鎮守の森のとある場所に置かれています。
方向を示す道しるべが置かれていますが、分かれ道もございます。
また、道中ではあらゆる「怪しいこと」が発生するかもしれませんので、くれぐれもご無理なさらず。
退出はいつでも可能です。
準備ができたら…
どうぞ始めてください。

パイモン
行こうぜ、他の人に先を越されないようにな!

第一回目の肝試し大会は(プレイアブル)と一緒に参加することに決めた。
一体どのような試練が待ち構えているのだろう…

…第一回目の肝試し大会をクリア…

■神里綾華

(怪談話)
神里綾華
そう言えば、十数年前、とある家臣が私にこんな物語を語ってくれました。
…とある浪人がいました。
彼はとある夜、森を横切ろうとしたその時、突然見慣れた光景が段々と異様になっていくことに気付きました。
彼は自分がまるで別の世界に行ってしまったかのように感じ、足を止めました――
なんと、到底人には見えない奇怪なものたちが、みんな揃って自分を見つめていたのです…

パイモン
すごく怖いぞ!
周りの木を見るのも怖くなってきた…
だ、大丈夫だよな?
なにか変なものが出てきてしまっても、オイラたちは…
えっと…
そいつを懲らしめてやる!

(花火)
神里綾華
眩しいですね…
これは…
花火ですか?

パイモン
いきなり明るくなった!
絶対に怪しいぞ!
早くここを離れようぜ――

(???)
???
憎い…

パイモン
ん?
なにか聞こえなかったか?

???
憎い…
通ったやつらを、全員道連れにしてやる…

神里綾華
もしかして…
ここを彷徨っている悪霊の類なのでしょうか…?

パイモン
ううっ、オイラたちは無実だ。
許してくれ!
後で鳴神大社に頼んでどうにかしてやるから!

(範囲外)
神里綾華
あ…あまり遠くに行かないでください…

(放置)
神里綾華
少し休みましょうか?

(行き止まり)
パイモン
行き止まりか?
ここにはなにもなさそうだけど…

パイモン
見つけたと思ったけど…
違うみたいだな。
他のところも探してみよう!

パイモン
間違った道に来ちゃったみたいだな、他の道を試そう!

(丑雄)
荒瀧一斗
ガーッハッハッハッ!
俺様の腕を見せつけてやるぜ!
どうだ、ビビったか!

神里綾華
よく見えませんが、何かが動いているようです…

パイモン
はやく逃げろ――!!

神里綾華
あれ、こちらにあるのは私たちが探している団子牛乳でしょうか?
隣にかかしも置いてあります。
おかしいですね…
これは何に使うのでしょう?

パイモン
そんなことどうでもいいから!
それより、団子牛乳を見つけたってことは、オイラたちが一番はやくここについたんだよな。
まさか、団子牛乳がこんなに沢山あるなんてな。
全部持って帰るのは大変そうだし、なんならここで一部を飲んだらどうだ?
ってことで、いただきま――
うわあ!!
かかしが立ち上がったぞ!

神里綾華
まさか、何かがここでこれらの団子牛乳を守っているのでしょうか…

パイモン
つまり、団子牛乳に触ったら狙われるってことか?
オ、オイラ、触ってないぞ!

①自分で自分を怖がらせないで。
②想像してたのより怖くない。

パイモン
それもそうだな、その言葉を聞いたらなんだか安心したぜ。
じゃあ、一緒に飲んでみようぜ!

綾華と一緒に団子牛乳を飲んでみた…

パイモン
美味いぞ!

神里綾華
そうですね。
先ほど驚いて失った精神力が、まるで団子牛乳に癒されていくようです…
よく周りを見てみると、目の前にあるのはやはり私のよく知っている鎮守の森ですね。
一回体験してみたら、それほど怖くなくなったかもしれません。
お兄様が…
恐怖は人の心によるもの。
心が安らかなら、怖いという気持ちも自然に消えてしまうよ、と仰ったことがあります。
今になってようやく理解できました。
しかし、恐怖も完全に悪いことだとは言い切れません…
何度も怯えてしまいましたが、それでも楽しかったですから。
もう少し森のを歩き回りたいのですが、あなたも一緒にいかがですか?

>さっき、知り合いを見た気がする…

神里綾華
そうなんですね…
では、私は先に失礼しますね。
どうぞお友達の方を優先してください。
心配なさらないでください。
一度体験しましたから、今度は簡単におどかされたりはしないでしょう。
では、また今度お会いしましょう。
楽しいお時間を過ごせますように。

■ゴロー

(怪談話)
ゴロー
ッ…、ここの雰囲気は、確かに尋常じゃないな。
この不安感は、軍で広まっていた妙な噂を思い出させる。

パイモン
どんな噂なんだ…?
怖いのか?

ゴロー
噂によると…
昔、とある軍隊があった。
彼らは行軍の際に森を通過し…
ひと気のない森に大量のご馳走が並んでいるのを見つけた。
丁度兵糧が不足していたので、兵士たちはそのままそこに居座って食べ始めた。
すると突然、そこらから血のような色をした目玉がいくつもこちらを見つめていることに気が付いた…

パイモン
ももももういい…!
すっごく怖かったぞ!

(花火)
ゴロー
ここまで来れば、ひとまず安全なはずだ…
待て、これは――

パイモン
花火かよ!
ふーっ、びっくりした!

(???)
???
痛い…

ゴロー
誰だっ、そこにいるのは!

???
頭がない…
うう、痛い…

パイモン
あ、頭がない?
おまえ、まさか…
なんだか嫌な予感がするぞ。
そっと通り抜けようぜ、あいつに気付かれないように…

(範囲外)
ゴロー
森のだと待ち伏せに遭うかもしれない。
やはり道しるべに従って進もう。

(放置)
ゴロー
行かないのか?

(行き止まり)
パイモン
行き止まりか?
ここにはなにもなさそうだけど…

パイモン
見つけたと思ったけど…
違うみたいだな。
他のところも探してみよう!

パイモン
間違った道に来ちゃったみたいだな、他の道を試そう!

(丑雄)
荒瀧一斗
俺様の予想通りだぜ。
お前ら、やっぱりこの道を選んだな!
かかれ!
丑雄!
ガーッハッハッハッ!

ゴロー
敵襲か!
くっ…
目がよく見えないぞ!
待ち伏せされたんだ、早くここから離れろ!

パイモン
オイラを置いていかないでくれ!

ゴロー
…団子牛乳の匂いだ!

見つけたぞ!
パイモン
本当に団子牛乳だぞ、しかもこんなにいっぱい!
かかしも置かれてるけど、誰かに倒されたのか…?
うわあ!
なんで急に立ち上がったんだ!
で、出たぞ!
早くやっつけろ!

①ただの人をおどかすギミック。
②別に怖がらなくていい。

パイモン
そうだったのか?
びっくりしたぜ。
オイラたちが一番はやく見つけられるなんてな。
へへっ、でもこんなにたくさんあるんだし、少しくらい飲んじゃっても平気だよな?

ゴロー
本当に大丈夫なのか?

パイモン
団子牛乳は時間が経つとまずくなるから、とりあえずオイラたちが飲んでみようぜ!

ゴローと一緒に団子牛乳を飲んでみた…

ゴロー
本当にうまい…
お土産に買って、海祇島に持ち帰りたいくらいだ。
兵士たちもこんなうまい飲み物を飲めたら、きっと喜ぶはずだが…
団子牛乳は長期保存できないらしいからな…
残りは半分こしよう。
そろそろ帰らないとな、行くか?

>さっき、知り合いを見た気がする…

ゴロー
友達なのか?
話しに行ってきたらどうだ?
俺は邪魔しないでおこう。
残りの団子牛乳を提出しておくぞ。
また一緒に肝試し、参加しような!

■楓原万葉

(怪談話)
パイモン
オイラの気のせいか…?
なんだか今日の鎮守の森は、いつもよりも不気味な気がするぜ…

楓原万葉
拙者の感覚ではいつもと変わりないでござるな。
一つ、昔話でもしよう。
かつて各地を旅していた時、とある橋を渡ったことがある。
かの地にはこういうことを話してくれる者がいた――
「夜に橋を渡ってはならない。
不吉なものに遭遇してしまうから」と。
聞けばその橋で、とある恋仲が川に落ちて逝ったことがあり…
その恨みは橋の上空に集まって澱み、長い時を経ても散ることはなかったと言う。
そこで拙者は、わざと夜になるのを待って、橋を渡ってみたのでござる。
すると…
やはり橋の上から話し声が聞こえたのでござる。

パイモン
そ、それで…?

楓原万葉
耳を傾けてみればそれはある夫婦が金品をゆすり取るために悪霊を演じた挙句、分け前が公平でないと喧嘩している声だったのでござる。

パイモン
いきなり怖くなくなったな!?

(花火)
楓原万葉
待った、そこに何かが…

パイモン
コホッコホッ!
これって…
花火じゃないか!
ふーっ、びっくりした!

(???)
???
悔しい…

楓原万葉
そこにいるのは何者でござる?

???
お前らに取り憑いて…
俺の冤罪を晴らしてやる…
ふふふ…

パイモン
怖いぞ…
あそこになにかいる!
…万葉、どこ行くんだよ?

楓原万葉
冤罪があると言っておった。
話を聞けば、力になれるやもしれぬ。

???
……
俺に助けは不要だ、お前らに取り憑いてやる…

パイモン
ほら!
助けはいらないってさ!
はやく逃げるぞ!

(範囲外)
楓原万葉
そちらに何があるのかは拙者も気になるが、まずは道しるべに沿って進むのがよかろう。

(放置)
楓原万葉
何を見ているのでござるか?

(行き止まり)
パイモン
行き止まりか?
ここにはなにもなさそうだけど…

パイモン
見つけたと思ったけど…
違うみたいだな。
他のところも探してみよう!

パイモン
間違った道に来ちゃったみたいだな、他の道を試そう!

(丑雄)
荒瀧一斗
ガーッハッハッハッ!
待ちくたびれたぜ!
丑雄!!

楓原万葉
何者?

荒瀧一斗
おっかしいな…
このチビ、怖くねぇのか?
丑雄、もっと大きな声をだせ!

丑雄
モォモォ――!!

荒瀧一斗
そうこうなくっちゃな!
どうだ、ビビったか?
ガーッハッハッハッ!

楓原万葉
なるほど、ここはおどかされたふりをした方が良いでござるな…
おや?
どうやら拙者たちが一番先に着いたようでござるな。

パイモン
なんでそんなこと分かるんだ?

楓原万葉
空気中に、ある種の甘い匂いが漂っている故…
団子牛乳はそう遠くないであろう。

パイモン
本当に?
んー…わぁ、本当だ!
あそこにあるぞ!
よかったぜ、オイラたちが一番乗りだなんてな。
でも、このかかしは一体なにに使うんだ?

楓原万葉
気を付けるがよい――

パイモン
うわあ!!
あああいつ立ち上がったぞ!
生きてるのか?

①落ち着いて。
②ただのギミックだから。

パイモン
なんだよ、最後の最後にオイラをビビらせやがって!
でも、これで終わりだよな…
そ、そうだよな?
辺りにはなにもなくなったみたいだし。

楓原万葉
どうやら試練というのは想像よりも難しくなかったようでござるな。
なれど、お主らと一緒に体験できたのは、趣深いことであった。
団子牛乳も見つけたことでござるし、来た道を戻ろう。
どうした?
そこに、何かあるのでござるか?

>知り合いを見た気がする…

楓原万葉
…なるほど、彼女も肝試し大会に来ていたでござるな。
不必要な面倒事を避けるため、拙者はここで退散するでござる。
代わりによろしく伝えておいてくれぬか。
団子牛乳は大量にある故、拙者は半分を持って帰るとしよう。
残りの分はお主らに任せたでござる。
では、また。

-------------------------

???
あっ、バレちゃった?
シー!
頼むから、何も言わないでくれ。
減給されてしまう!

-------------------------

肝試し大会の後、森で知り合いを見た気がする…

…馴染みのある姿を探す…

パイモン
影?
わぁ、本当に影だぞ!
どうしてここに?


あなたたちでしたか。
神子からここで肝試し大会が開催されていると教えられたのです。
それで、気分転換してこいと勧められましたので。

パイモン
そうだったのか。
それで、影は肝試し大会を楽しめたのか?


いえ、特に変わりありません。
私は何も怖くはなかったのですが、むしろ一部の参加者が、私の姿を見てびくびくしていたようです。

パイモン
神子のやつ、まさかわざと影を送り出して人をおどかそうとしたわけじゃないよな…

①その可能性は高いかも。
②彼女ならやりそう…

パイモン
でも、それじゃあ影はなんの体験もできなかったんじゃないか?
うーん…
そうだ!
さっきオイラたちが手に入れた団子牛乳を影に一つあげるぞ。
これでおまえも、この回の「勝者」だぜ!


これは、以前一緒に飲んだことのある飲み物ですね。
では、いただきます。
実はここに来てから、馴染みのある気配を感じているのです。
それはもう、懐かしいと思えるほどに。

パイモン
馴染みのある気配?


下の砂浜へは、もう行きましたか?

①行った。
②まだ…


先ほど近くを散策していたところ、砂浜に空き地があるのを見ました。
そこには見覚えのある遊び道具が置かれていました。
ざっと一通り眺めてみたのですが、どうやら空中に浮かぶ板で球を打ち、事前に設置された元素ブロックに命中させる遊びのようです。
「秋津遊芸」という名のようでしたので、「秋津羽戯」から派生した遊びではないかと推測しました。
…少し、昔の事を思い出しました。

パイモン
秋津羽戯?
なんだそれ?


羽子板で球を打ち、標的に命中させるという、昔のお祭りで流行った遊びです。
眞も昔、秋津羽戯が好きでした。
あの頃は百鬼がまだいましたし、稲妻の夜も今よりずっと賑やかなものでした。
妖怪たちはよくお祭りを開きました。
大勢で集まって、お酒を飲んではしゃいだり、即興で演奏したり…

パイモン
それって、常に堂々と美味しいものをいっぱい食べられるってことか?


そうです。
妖怪たちは自らのお祭りを「三川花祭」と名付けていました。
眞と一緒にそのお祭りに参加した事があるのですが、眞はとても面白がっていました。
残念ながら、過去は泡影のように去っていきましたが…
再び似たような遊びを見られるとは、実に心躍ることですね。

パイモン
面白そうな遊びだな。
オイラも遊んでみたいぞ!


もし興味があるのでしたら、砂浜のところで試してみてはいかがですか?
先ほど私が行った時にはまだ修理中のようでしたが、さほど時間は掛からないでしょう。

パイモン
やったぁ!

では、私は先に天守閣に戻ります。
神子から、今回の肝試し大会は三周あると聞きました。
最後まで走り通せるといいですね。
いえ、あなたたちでしたら、きっと最後まで走り通せるでしょう。

パイモン
そ、そんなの当り前だぜ、な?

信じていますよ。

パイモン
それにしても、砂浜でやってる遊びの事なんか…
綾人から聞いてなかったよな?
本当に社奉行が主催しているものなのか?
うわぁ、そう考えるとなんだか怖くなってきたぞ…
肝試し大会のせいで、オイラ今もまだ体が強張ってるんだ!
とにかく、第一回戦はこれで終わりのはずだ。
ひとまず戻ってみようぜ!

影から砂浜の謎のゲームの話を聞いた。
でも、まだ開放されていないみたいだ。
ひとまず戻ってみよう。

…肝試し大会の会場に戻る…

荒瀧一斗
ガーッハッハッハッ!
どうだ、俺様のおどかし役としてのテクニック、なかなかのもんだっただろう。

パイモン
えっと、その…
どうしよう…
オイラずっとおまえの後ろに隠れてたから、一斗のやつが出てきたのなんか、全然気づかなかったぜ。
た、旅人、おまえはどう思う!
一斗のおどかし役としてのテクニックは?

①微妙だった…

荒瀧一斗
なんだと?
そんなはずはないだろ!
だって俺様が登場する度に、相手は慌てふためいて逃げてたぜ。

-------------------------

②もう達人レベルに達してた。

マジかよ?

-------------------------

荒瀧一斗
俺様も自分にこんな才能があるとは気づいてなかったぜ…
だがちょうどいい。
今度こそ子分どもに俺様の凄さを見せつけてやる!
あいつらがどの道を通って戻ってくるか、俺様は既に把握済みだからな。
道中に待ち伏せして、盛大にビビらせてやろうじゃないか!
ガーッハッハッハッ!
考えるだけで興奮を抑えきれなくなってきたぜ。
どうだ、お前ら、準備ができたら出発だ!

一斗のおどかし役としてのテクニックを評価した後、一斗は隠れて荒瀧派の子分たちを驚かすことに決めた…

…一斗のおどかし役に協力する…

荒瀧一斗
しーっ、この辺りのはずだ。
急げ、俺様と一緒に隠れろ!

パイモン
来たぞ来たぞ…
一斗、どんな風にあいつらをおどかすつもりだ?

荒瀧一斗
そりゃもちろん、あいつらが来たら、揃って大声を出しながらここから飛び出して、ビビらせてやるに決まってる!

パイモン
こ、子供っぽいやり方だな…

①うまくいくか不安…
②さっき一体何を練習してたの?

荒瀧一斗
おいおい、舐めてもらっちゃ困るぜ。
方法はシンプルだが、俺様にはあいつらの考えは全部お見通しなんだよ。
あいつら、今は絶対「つまんねぇな」とか「早く帰りてぇ」とかほざきながら、呑気に歩いてるはずだ。
今のあいつらはまさに無防備そのものだぜ。
それにここは暗いから、突如草むらからピンピンした人間が三人も現れたら、おどかされるに違いねえ。
やつらの反応が追いつく前に、俺らは撤退して、次の待ち伏せ場所を探すんだ。

①有りかも。
②天才の発想だね。

荒瀧一斗
シーッ!
聞こえるか、誰かが来てる…
こりゃ間違いなく俺様の子分どもだ。

荒瀧一斗
三つ数えて、一緒に飛び出すぞ。
三…二…一…わっ!

パイモン
わぁっ!

荒瀧一斗
な!?
お前らは――

パイモン
まさか…
ひょっとして…
お化けだ!!

???
お化けだ!!

荒瀧一斗
待て、もう逃げなくていい。

パイモン
ううっ、おまえにも見えたんだよな?
あいつら、絶対人間じゃなかったぞ!
肝試し大会の怪談が本当になったんだ…
どうすればいいんだ?
オイラたち、もう幽霊に取り憑かれちゃったんじゃないのか?

荒瀧一斗
ヘヘッ!
パイモン、お前ってそんなに憶病だったのかよ。

パイモン
おまえの方が先に逃げたんじゃないか!
どの面下げてオイラのことを笑ってるんだよ!

荒瀧一斗
コホンッ。
そりゃ、お前が「お化けだ」と叫んだからだ。
俺様は無意識に、まずはお前らを安全な場所まで連れて行こうとしたんだぜ。
何せ本当の「幽霊」は凄く怖い。
俺様の拳も全然効かねぇからな!

>じゃあどうして逃げるのをやめたの?

荒瀧一斗
ふと思ったんだ。
あいつらも逃げてっただろ?
つまり、あいつらも俺らのことを怖がっているっつうことだ。
それで俺様は冷静になったんだ。
んで、冷静になってからこう考えた。
あいつらは本当に幽霊なのか?
ひょっとしたら誰かが人をたぶらかそうとしてるんじゃねえのか?

>社奉行側の人?

荒瀧一斗
いやいや、そりゃないぜ。
さっきの試合の時、俺様は鎮守の森を一通り回ったんだ。
社奉行の連中が用意した仕掛けは、全部見たぜ。
あの三人は決して社奉行側の人間じゃあねえが…
なーんかあの姿、妙に見覚えがあるっつうかなんつうか…
よし!
戻ってもう一度確認だ!

パイモン
ええ?
戻るのかよ?
でも、でもまだほんの少しだけど、あいつらが本物の悪霊だって可能性もあるだろ?
今戻ってしまったら、オイラたち食べられちゃうかもしれないぞ…

荒瀧一斗
安心しろ、パイモン。
心配ならここに残ってていいぜ。
俺様は旅人と一緒に確認してくるからな。

パイモン
本当か?
やったぜ!

>でも、置いていく方がもっと危険かも。

パイモン
そうだった!
前に八重堂で買った小説に、確か書いてあったぞ…
事件を調査する時に、「行かないからな」って言うやつは大抵次の被害者になるって。
いやだ、オイラも行く!
おまえらの傍から離れないぞ!

荒瀧一斗
よし!
あいつらはさっき、あっちの方向に逃げていったようだ。
一体どこまで逃げたかは分からねぇが、手分けして探そうぜ!

パイモン
でも、それじゃおまえのほうが一人っきりになっちゃうぞ。
探偵小説では、それもすごく危険なんだ。

荒瀧一斗
ガーッハッハッハッ!
俺様を心配する必要はねぇよ。
俺様が本気を出せば、向かうところ敵なしだぜ!

パイモン
うぅ、嫌な予感がするぜ…

荒瀧一斗
お前のことをここまでビビらせるなんて、どうやら人をおどかすことにおいてはそれなりの心得があるやつらみてぇだな。
今回やつらを捕まえたら、きっちり勉強させてもらうぜ!
じゃあ、俺様は先に行かせてもらう!!

パイモン
一斗のやつ、また勝手なこと言って行っちゃったぞ。
オイラたちも、本当に行くのか?

①行ってみよう。
②ここに立ち止まってても意味がない。

パイモン
そうだな、行ってみるしかないよな。
でも先に約束してくれ。
もしなにか怖いものに遭遇したら、一刻もはやく逃げるんだぞ!

草むらから飛び出した後、相手が荒瀧派の子分でないことに気付き、互いに驚きの声を上げた。
落ち着きを取り戻した一斗は、謎の三人の小人を追いかけることにした…

…逃げ出した者たちに追いつく…

パイモン
いつの間にかこんなところまで来ちゃったぞ…
さっきの三人、まったく見当たらないな…
一体どこに逃げたんだよ?
やっぱり一斗の言う通り、あいつらもどこかに隠れたのか?
そう考えると、そこまで怖くなさそうだな!

①パイモン、気を取り直したんだね。
②いつものパイモンに戻った。

パイモン
よく聞け――
三人の臆病者め!
オイラは既におまえらが見えてるんだぞ、はやく出てこい――

パイモン
うわあ!
なんでここに人がいるんだよ。
声も出さないでいるから、びっくりしたぜ!

???
……
そんなことしちゃダメ、千鶴…
欲が理性を上回ると、他の人に不幸をもたらしてしまうのよ。
同じ過ちを繰り返すわけには…
もう少し耐えるの。
あんなに長い間、耐え続けてきたんだもの、このくらいの時間…
きっと大丈夫でしょう。
ね?

パイモン
こんにちは、三人の悪いやつがここを通るのを見なかったか?
えっと…
どんな感じのやつらかって言うと、こう…

>この人…何かを埋めてるみたい。

???
君たち…
私に声をかけたの?
こんな…
私に声をかけたの?

パイモン
うわあ!!!

???
ここに来るべきじゃなかったのよ。
私に近づくべきじゃなかったの…
命が惜しければ、早く離れて。
じゃないと、君たちの魂は永遠にここをさまよい続けることになるわ。
同じ過ちを繰り返さないで。
帰って…帰れ…!

空気中に不思議な花の香りが漂っている。
なんだか眠気が襲ってきた…

???
起きて。
ほら、起きて。

①……
②何があったの…

鹿野院平蔵
よかった、無事だったみたいだね。

①平蔵?
②どうしてここに?

鹿野院平蔵
僕に質問する前に、もっと大事なことがあるんじゃないのかな。

パイモン
ううっ…
オイラを食べないでくれぇ…
全然美味しくなんかないぞ。
オイラの仇、絶対にとってくれよ…

①起きて。
②早く起きて。

パイモン
わぁっ!
オイラのこと、助けに来てくれたのか?
平蔵まで!
さっきの怖いやつは?
おまえらが追い出してやったのか?

鹿野院平蔵
怖いやつ?

①変な格好をしてた人。
②変なことを言ってた人。

鹿野院平蔵
ふむ…
僕が着いた時は、君たちが気を失ってここで倒れてただけ。
周りに他の人の姿はなかったよ。
一体何があったの?

さっきの出来事を平蔵に教えた…

鹿野院平蔵
どうやら僕の推測した通りだね。
肝試し大会の裏には、何らかの事情がある。
さっき、僕がどうしてここにいるのか聞いたでしょ。
まだその質問に答えてなかったね。
実は、僕はある依頼を受けて、その調査に来たんだ。

パイモン
依頼?

鹿野院平蔵
そうだよ。
つい最近、砂浜でおかしな遊びを発見した人がいてさ。

パイモン
砂浜の遊び…
それって、影が言ってた秋津遊芸ってやつのことか?

鹿野院平蔵
おや?
どうやら君たちもそれなりに事情を知ってるみたいだね。
あの遊びは少し前にひっそりと開放された。
そして、何人か偶然その遊びをやってみた人たちから、面白いって評価されたんだ。
でも砂浜には、話を聞いて集まって来た見物客以外には、誰もいなかった。
例えると、道端に屋台が一つ増えてるのに、店主の姿がどこにもみえないって感じだ…
さらに変だったのは、この「店主なき屋台」は通常通り営業してたってとこだ。
砂浜に来た人は告知板に声をかけるだけで、遊ぶことができるようになっていた…

パイモン
まさか、ゆゆ、幽霊なのか?

鹿野院平蔵
うん、人々もそう言い伝えるようになった。
その噂は少しずつ広まっていき、やがて「たたりだ」って話になったってわけさ。
噂は段々本当の事みたいになってきて、そこに行く度胸のある人も次第に消えていっちゃった。
それで天領奉行は最初、その一部エリアの砂浜を封鎖し、真実を解明して噂を論破しようとしたんだけど、社奉行の方が一足先にここで「肝試し大会」を開催したんだ。
元々近づく勇気のなかった人々も、砂浜の遊びは社奉行が肝試し大会のために用意した肩慣らしの余興だと思うようになって、恐怖心を捨てて再びここに集まって来た。
でも、僕は知ってる。
あの遊びは、はなから社奉行とは無関係なんだ…

パイモン
つまり、社奉行は「たたりがある」って噂を知ってた癖に、わざわざここを選んで肝試し大会を開いたってことか?
綾人のやつ、頭が切れるやつじゃなかったのか?
一体なに考えてるんだよ!

鹿野院平蔵
さあ?
彼の考えを推測するより、僕は自分の目の方を信じようかな。
さっき、依頼を受けたって言ったでしょ。
実は、砂浜で例の遊びをやってたら、そこに数時間も閉じ込められてしまった人がいたんだ。
彼の話によると、どの方向に向かって進んでも、結局元の場所に戻って来てしまったらしい。
しかも、仲間はすぐ近くにいたのに、彼のことがまったく見えなかったんだってさ。

パイモン
聞いただけで怖いぞ…!

鹿野院平蔵
彼が何かを隠しているのは明らかだったけど、仲間の証言は手に入れた…
つまり、これは事実だった。
しかもこの一件が原因でますます、たたりの噂は本当だと思われるようになった。
社奉行が肝試し大会を開催することを公表するまで、その砂浜に近づく勇気を持つ人は一人もいなかったんだ…
誰が砂浜であの遊びをやれるようにしたんだろう?
社奉行はなぜ、それを隠そうとしたんだろうか?
この真相が知りたいってのもあって、僕は進んで調査に来たんだ。
僕のことは気にしなくていいよ。
君たちと一緒に行動すると目立ちすぎるから、まずは一人で調査してみる。
君たちも気を付けてね。
僕が見た限りでは、大半の人はここで起こることについて何も知らされていないみたい。
だから、藪蛇を避けるためにも、できるだけ他の人には話さない方がいいと思う。

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