ヴァル
②仕事時間も買えるの?
パイモン
全然違うぞ!
魔物の叫び方は「ヤァッ」と「タァッ」だろ!
うん?
こんな時間に私を訪ねるなんて、まさか情報を買いに来たの?
私、最近とっても忙しいの。
ある大事なお客さんが、私の仕事時間を二週間も買い取ってくれてね。
ある大事なお客さんが、私の仕事時間を二週間も買い取ってくれてね。
①大事なお客さん?
ヴァル
それについては詳しく言えない。
でも、その人の財力って凄いから、彼と張り合おうだなんて考えない方がいいわよ。
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ヴァル
もちろん、そもそも仕事っていうのは自分の労働時間を売るっていうことでしょ。
情報を扱う商売も同じよ。
情報を扱う商売も同じよ。
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パイモン
んん?
諜報員って…
普通は一人の人間に仕えるもんじゃないのか?
んん?
諜報員って…
普通は一人の人間に仕えるもんじゃないのか?
ヴァル
情報を売るのだって商売だからね。
もしパートナーが一人しかいなかったら、そのうち餓死しちゃうでしょ。
もしパートナーが一人しかいなかったら、そのうち餓死しちゃうでしょ。
それに、たとえ保守的な騎士団でも、「大規模な行動を取る際には、少なくとも二つの情報源を確保すべきだ」っていう慣習があるくらいだし。
彼らの情報に不備があったことで、苦汁を飲まされたことがあるの。
だから、そういう意味で私の仕事はとても重宝されていてね。
たとえば、野外のとある茂みにアビス教団が待ち伏せているとする。
たった一つの偵察隊じゃ、それを把握するのは難しいでしょ。
たった一つの偵察隊じゃ、それを把握するのは難しいでしょ。
見回りの騎士が何気なく通りかかったら、「やっ!」と魔物が一匹飛び出してきて、「わぁっ!」と棒きれで殴られるかもしれない。
>なんで妙な声マネをするの…
ヴァル
私はただ客観的に事実を述べただけ。
そうしたほうが、状況をより上手く再現できるでしょ。
パイモン
全然違うぞ!
魔物の叫び方は「ヤァッ」と「タァッ」だろ!
ヴァル
そう、君は自分の意見を貫けばいいの。
私の情報は代案の一つとして、賢く利用すればいい。
そう、君は自分の意見を貫けばいいの。
私の情報は代案の一つとして、賢く利用すればいい。
パイモン
うぇっ?
たしかに、言われてみるとそんな気がしてきた…
ヴァル
話を戻すわ。
買い手が複数の情報源を求めているから、情報提供者も同時に複数の顧客の対応をしてるってわけ。
どう?
普通のことでしょ?
うぇっ?
たしかに、言われてみるとそんな気がしてきた…
ヴァル
話を戻すわ。
買い手が複数の情報源を求めているから、情報提供者も同時に複数の顧客の対応をしてるってわけ。
どう?
普通のことでしょ?
