幾原凱(刀職人)

稲妻 会話 修正(吹出)

(この材料で打った刀はやっぱり…)

はぁ、これを見ろ。
こんなくず鉄でどうやって良い刀を作れって言うんだ?
俺の幾原流鍛造術の無駄遣いだ!

①この辺りで何か気になることはない?

最近、兵士たちから、近くに採鉱地があると教えてもらったんだ。
珍しい「魔晶鉱」も掘れるらしいぜ。
「魔晶鉱」か…
この種の鉱石は優れた品質だが、武器の鍛造に使えないから、俺にとってあまり役に立たない。
ほら、大まかな位置はこの辺だ。
地図に描いておいてやるよ…
もし興味があったら、採掘しに行け。

【採掘済み】
ここは軍営だ、隅々まで気を付けないといけない。
しかし最近はかなり平和で、騒ぎも特にない。
今後も面倒なことが起きないといいが。

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②幾原流について…

幾原流は最も新しい刀鍛冶の流派だ。
創設者は、この俺だ。
俺は以前、たたら砂で刀鍛冶をやっていた。
しかし「御影炉心」で事故が起きてからは、刀鍛冶の仲間たちも離れていった。
俺はまだ離れたくなかったから、ここに駐在していた幕府軍に加わったんだ。
幕府軍に協力しながら、たたら砂の状況を観察している。
刀鍛冶に最適な玉鋼はたたら砂で生産されるからな…
どんなに優れた鍛造技術も、良い材料がなければ、極上品質の刀など作れない。

 >たたら砂の玉鋼じゃなきゃだめ?

当たり前だろ!
…まあいい、異郷人のお前が分からないのも当然だな。
稲妻の刀が有名なのは、そこで生産された玉鋼のおかげなんだ。
玉鋼で鍛造された刀は、丈夫で強靭、鋭い刃を持っている。
稲妻に多くいる剣客は、全て玉鋼で鍛造された武器を使っている。
いつの日か、俺も一番いい玉鋼を使い、幾原流の鍛造秘術で、不朽の名刀を鍛えてみせる。

  >健闘を祈る。

ああ、俺は諦めないからな。
最近、品質のいい普通の鉱石を少し集めたんだが、まだ残りがある。
お前がいるのなら、持っていくといい。

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③さようなら。

ああ、俺は良い材料を探してくる。