(出航するからみんな準備して…)

なあ、オレの「北十字船隊」に入るか?
今入ったら副船長になれるぞ!

①北十字船隊?おう、オレの船隊だ!

今はオレひとりだけだけど、いつかすごい船隊になるんだ!
…オレの両親も船隊の船員だったけど、冒険中に亡くなって、北斗様がオレを引き取ったんだ…
璃月には「青は藍より出でて藍より青し」という言葉があってな、北斗様はオレを育ててくれた恩人だから、オレの船隊が彼女の顔に泥を塗るわけにはいかない!
オレは船員になりたいけど、危ないって北斗様に言われて、今まで海に出たことはなかった。
今回は黙ってついてきたんだ…
重佐おじさんに怒られたけど、やっと海に出られたんだ!
これでオレも船員だ!

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②船員のことを教えてくれる?

いいよ、みんなのことは全部知ってるから!

 ❶副船長について…


重佐おじさんは背が高いから圧はあるけど、いい人だよ!
…それと、重佐おじさんの耳は少し遠いんだ。
よく聞き間違いするし、オレたちの声が小さすぎるって文句を言うんだ。
…でも重佐おじさんは陸にいる時だけ聞き間違いするよな。
海にいる時は波の音がうるさいのに、全然聞き間違えたりないんだ、おかしいよな…

 ❷船員たちについて…

うん、六石おじさんは見張り台で歌うんだ。
最初誰が歌ってるかみんな知らなくて、お化けでもいるかなって思った…
それと芙蓉おばさん、ひとりでいる時は顔を赤くして小さな声で北斗様の名前を呼ぶんだ…
あっ、あと銀杏おばさんだな。
彼女は小動物が好きだけど、船はペット禁止だから、コップで魚を飼ってるんだ…
…それである日海龍おじさんが酔っぱらって、銀杏おばさんの魚をそのまま飲んじゃったよ。
銀杏おばさんは今でも魚はどうなったか知らないんだ…

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③楓原万葉について…

ん?
なにその言いにくい名前…
あっ!
知ってる!
あの赤い服を着た外国のお兄さんでしょ?
彼はいつも一人で座ってて、難しい言葉を口にしてるよ…
でも、あの外国のお兄さんの天気予報は、自分にも負けないものだって、六石おじさんが言ってた。
それにこの前、葉っぱを吹いて音を聞かせてくれたんだ。
葉っで音楽が奏でられるなんてすごいよね!
だから、きっといい人だと思う。
うん!

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④さようなら。

おう、オレの船隊に入るなら、早くエントリーしろよな!