甲斐田龍馬(珊瑚宮の軍官)

(気を窺がい優位を確保しないと…)

今の珊瑚宮軍では、まだ、幕府軍相手に優勢を取れないか。
次に対峙する時は、必ず我々が優勢にならなければ。

①あなたについて…

ここの軍官になる前は、鳴神島に住んでいたんだ。
その時は九条家に仕えていた。
ははっ…
運命は無常って言うけど、僕が彼らと対立する立場になるなんてね…
今でも覚えてるよ。
九条家の兄弟は、常識的で民の心を理解出来る人たちだった。
戦争を支持するような人たちではないと思っていたが…
立場が違う以上、仕方ないな。
戦場で会うしかないだろう。

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②珊瑚宮軍について…

幕府軍の精鋭たちと比べれば、我々は確かに劣勢だろう。
だが軍官として、勝利に絶対的な自信を持たなければならない。
ましてやこちらには珊瑚宮様とゴロー様がいる。
お二人は勇敢で賢明な指導者だ。
きっと我々を勝利に導いてくれる。

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③さようなら。

ああ、さようなら！