(いつになったら隊長になれるんだ。)

ここは要地「黄金屋」。
バカなことはするなよ。
でなければ、俺の首がとぶ。

>あなたは?

佑旭だ。
なんの変わりもない千岩軍の一人さ。
玉京台に行ったことがあるなら、俺の兄逢岩を見たことがあるかもな。
兄は今や千岩軍の教官で、俺の憧れでもある。
いつか必ず俺がその位置についてやるがな、ふふ。

-------------------------

>「黄金屋」について…

はぁ…
今でも引きずっているんだ…
前に仙人が璃月に訪ねてきたとき、戦力を城内に回し警備を強くしたんだ。
後になってから「黄金屋」が襲撃されたと知ってな…
この日が来ることは予測していたのに。
指揮に従った俺には何の責任もないが、しかし、しかしだ…
手柄をあげられる絶好のチャンスをみすみす見逃してしまった…
ここで費やした長年の時間を無駄にした気分だ…
俺の力なら、きっとあの「黄金屋」に侵入した輩を阻止できたのに…
ん?
なんだその表情は、信じられないのか?  

-------------------------

>さようなら。

千岩牢固、揺るぎない。