花職人の柴染は、花芸の道を体験してくれる人を容彩祭で探している。
…柴染と会話する…
お二方の所作からは淡い香りが漂ってきます。
それはきっと、趣あるものから受けた良い影響でしょう…
蛍、おまえのニオイ、嗅がせてみろよ。
ホントだ!
おまえから松茸の肉巻きの匂いがするぞ!
このお姉さん、よく人を見てるな!
>そういう匂いじゃないと思うけど…
>そうじゃないよ、パイモン…
うーん、このいつもの感じ…
オイラ、分かったぞ!
このお姉さんも、オイラたちに手伝ってほしいことがあるんじゃないか?
確かに、お二方のおかげで多くのお客さんがいらしてくれてはいますが、あなたたちにもお客人として、このお祭りを楽しんでいただきたいのです。
もし時間がありましたら、こちらを試してみませんか?
あなたたちだけの「花影瑶庭」を作ってみてください。
見ての通り、私は花職人です。
このフラワースタンドに展示されているのは、「生け花」で作られた「花庭」となります。
丁寧に剪定された花を花器に入れ、様々な飾りを加えれば、机の上がまるで庭園のようになります。
これが「花影瑶庭」、花芸の結晶です。
社奉行の協力を得て、私は「花影瑶庭」をいくつか持参して容彩祭に来ました。
花芸の素晴しさがお客人たちに伝われば幸いです。
もし「花影瑶庭」に興味がありましたら、今すぐ体験できますよ。
本当にきれいで、作る工程も優雅だな。
でも、なんだか難しそうだぞ…
オイラたちにできるかな?
>パイモンは大雑把な作業のほうが得意。
心配する必要はありません。
お客人たちに花芸の魅力を十分に感じていただけるよう、事前にいくつかの部分を作っておきました。
「花影瑶庭」の作業を簡略化してあります。
「御花」、「背景」、「敷物」を選び、適切に組み合わせるだけで「花影瑶庭」は完成します。
もちろん、花芸の「表現」を体験するのが何よりも大切です。
ですので、あなたたちの発想力を試すために、私は四つの「花題」を用意しました。
「花題」を毎日こなすと、その記念に「花庭」と花材を持ち帰ることができます。
それから、他にも賞品をお贈りしましょう。
こんないい話があるなんて!
蛍、このお姉さん、頑張って花芸を宣伝しているみたいだし、手伝ってやろうぜ!
>賞品のためにも…
よし!じゃあ、さっそく…
ああ、そうだ!
オイラたちの「花影瑶庭」を作るんだったな!
それではさっそく始めましょう。
今日の「花題」は「揺れる紫櫻、澄んだ砂に薄香の花」となります。
花題の意味を理解した上で、花材と花器に注目して、あなたたちの「花影瑶庭」を作ってみてください。
…花題をクリアする…